この記事は2021年6月11日に作成および更新したものです。
【レシピあり】レンジで簡単!子どもと作ろう「フルーツ大福」
甘酸っぱいフルーツを甘いあんことお餅で包んだフルーツ大福。
なんとも言えない見た目の可愛さと美味しさがたまりませんよね。
実はそんなフルーツ大福が簡単におうちで作ることができるんです。
作る工程もとてもシンプルなので、ぜひお子さんと一緒に作ってみてください。
▼この記事を読んで分かること
◎フルーツ大福の作り方。
◎フルーツ大福のカットの方法。
◎大福のアレンジメニューの作り方。
◎いちご大福の「しゅわしゅわ」の正体について。
この記事を読めば、フルーツ大福のあれこれが分かりますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.フルーツ大福の作り方(8個分)
用意するもの
・白玉粉…100グラム
・砂糖(ここでは甜菜糖を使用)…50グラム
・水…150cc
・白あん(市販品)…400グラム
・餅とり粉(片栗粉)…適宜(多めに)
・好きなフルーツ…いちご、パイナップル、みかん、キウイ等
※砂糖選びについてはこちらの記事をごらんください。
今回はいちご、パイナップル、みかん、キウイを使いました。
いちご…ヘタの部分をカットしていちごの表面を濡れたペーパーナプキンで軽く拭いておく。
パイナップル、キウイ…いちごと似た大きさにカットする。
みかん…皮を剥いて白い筋もきれいに取り除いておく。
※その他、バナナやマスカット等、お好みのフルーツを用いてお好みのフルーツ大福を作ってみてください。
使ってはいけないフルーツという決まりはありませんが、スイカやメロンなど、水分の多いフルーツはフルーツ大福にはあまり向いていません。
1 あんこをひとつ50グラムずつの大きさに計量したものを8個用意し、軽く丸めておく。
2 1のあんこでフルーツを包む。
※小さな子どもさんもお団子を作る要領で一緒に作ると楽しいです。
1 耐熱性のあるガラスボウルに白玉粉と砂糖を入れる。
2 1に分量の水を2〜3回に分けて加え、その都度しっかりとなめらかになるまで混ぜ合わせる。
3 2のボウルに軽くラップをかけて600wの電子レンジで1分30秒加熱する。
4 レンジからボウルを取り出し、水で濡らした木べらやしゃもじでしっかりと混ぜ合わせる。
(とても熱い湯気が立つので火傷には充分気をつけてください。)
5 4のボウルに再度軽くラップをかけてもう一度600wの電子レンジで1分30秒加熱する。
6 レンジからボウルを取り出し、再び水で濡らした木べらやしゃもじでしっかりと混ぜる。
(しっかり混ぜ合わせることによって、ツヤのあるお餅の生地に仕上がります。
ここで力がいるので頑張ってください。
ボウルの底に濡らした布巾を敷くと、ボウルが動かなくて作業がしやすいです。)
7 餅とり粉(片栗粉)をたっぷりと敷いておいたバットに6の生地を流し入れ、生地の上からも餅とり粉をたっぷりと散らしてお餅の生地を平に広げ、(ここでも生地が熱いので気をつけてください)生地をカードやヘラなどを使って8等分にする。
※大体の大きさで大丈夫です。
完成したお餅の生地で、フルーツが入ったあんこを包み、形を整えて完成。
※餅とり粉(片栗粉)が生地についているので包む時に生地がくっつきにくくなっています。
指でぎゅっとつまんでしっかりと生地同志をくっつけて包んでください。
2.フルーツ大福のカットの方法
色とりどりのフルーツ大福をカットして、萌える程美しい断面の「萌え断」を楽しむには「糸」を使うのがおすすめです。
写真のように糸を大福の周りに一周ぐるりと巻き、大福の上部でクロスして、ぎゅっと素早く引っ張るとキレイにカットすることができます。
※タコ糸などの太い糸ではなく、ミシン糸などのような細くてしっかりした糸を使ってください。
3.大福のアレンジレシピ
フルーツ大福で作ったお餅の生地を用いて(お餅だけに!?)、色々な大福にアレンジすることができます。
みんなが大好きな市販のあのアイスクリーム大福も作れます!
アイスクリーム大福(8個分)
・フルーツ大福のお餅の生地の材料
・好みのアイスクリーム 100グラム×8個分くらい
1 アイスクリームを100グラムずつラップに包み冷凍庫に入れて冷やしておく。 (一晩くらいしっかり冷やしておくと作業がしやすいです)
2 フルーツ大福で作った生地で1のアイスクリームを包んで形を整え、冷凍庫で30分〜1時間くらい冷やして完成。 (作業をしているとアイスクリームが溶けてくるので、素早く包むのがポイントです)
塩豆大福(8個分)
・フルーツ大福のお餅の生地の材料
・つぶあん…240グラム
・塩(ここではゲランドの塩を使用)…小さじ1/4
・赤えんどう豆(缶詰やパウチ)なければ黒豆…50グラム
※塩選びについてはこちらの記事をごらんください。
1 あんこをひとつ30グラムずつのかたまりにしたものを、8個用意する。
2 フルーツ大福のお餅の生地を作る工程1で白玉粉、砂糖と共に塩を加え、工程6でお餅の生地が練り上がったら赤えんどう豆(または黒豆)を加えてしっかり混ぜる。
3 2のお餅の生地で1のあんこを包んで形を整えて完成。
4.いちご大福の「しゅわしゅわ」の正体
みなさんは市販のいちご大福を食べた時に「しゅわしゅわ」したり「ピリっ」としたことありませんか?
これは、いちごが呼吸をした時に出る二酸化炭素が大福のあんこの中で充満して起こる現象であり、いちご大福を作る工程で特別な処理を施しているというわけではありません。
出来立ての苺大福ではあまりみられず、作られて少し時間が経過したものにみられるようです。
この「しゅわしゅわ」したいちご大福が好きで、いちご大福を食べた時に「しゅわしゅわ」していたら嬉しい〜!と思う人もいるようです。
5.まとめ
・フルーツ大福は市販のあんこと白玉粉を使ってレンジで簡単に作れます。ぜひ子どもさんと一緒に作ってみてください。
・「糸」を使うとフルーツ大福をキレイにカットすることができます。
・作った大福の生地は色々な大福にアレンジ可能です。
・いちご大福のしゅわしゅわの正体は、いちごが呼吸することで発生する「二酸化炭素」でした。