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発達障害のはなし④【感覚過敏】ってなあに?
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▼この記事を読んで分かること
◎【感覚過敏】ってなあに?
◎【感覚統合】ってなあに?
◎感覚過敏と感覚器の未発達
この記事を読めば、発達障害を抱える子どもたちの感覚面の問題点とその対策が分かるので、ぜひ参考にしてみてください。
1.【感覚過敏】ってなあに?
まずは【感覚過敏】についてです。
その名の通り感覚器が過敏に反応している状態です。
音楽家は聴覚が敏感だったり、料理人は味覚が敏感だったり、それぞれ自分の長所として仕事に活かす人もいますよね。
つまり、ただ過敏であるだけでは問題だというわけではなく、生活に支障をきたすほど苦痛な感覚刺激として受け取ってしまうということが問題なんだと思います。
感覚過敏
感覚鈍麻
感覚器の未発達
2.【感覚統合】ってなあに?
では、聞きなれない言葉かもしれませんが【感覚統合】について書いていきたいと思います。
筆者は息子の育児においてこの【感覚統合】という言葉をはじめて知りました。
ですが、意識してみると確かにその通りだな、と思います。
Wikipediaには以下の通りあります↓↓
我々の生活の中にはたくさんの感覚刺激が溢れています。
「目から入る情報」「耳から入る情報」「皮膚から入る情報」と様々ですが、我々は意識せずとも必要な情報を選び抜き、調整することで状況にあった適切な行動が取れるようになっているんですね。
そしてこの【感覚統合】という働きが発達障害を抱える子どもたちは不十分だとも言われています。
触覚・前庭覚・固有受容覚
【感覚統合】を促す遊び
では【感覚統合】を促すような遊びの一例をご紹介します。
感覚統合が不十分な場合全身運動や身体を使った触れ合い遊び等で感覚面を育てることが出来ると言われています。
【感覚統合】を促す遊びとして一番おススメなのが「アスレチック遊び」です。
アスレチックはまたぐ、くぐる、よじのぼるなどたくさんの動きをしますよね。
日常生活では体験できないような様々な動きを通して自分のボディーイメージを育てることが出来ます。
またいだりバランスを取ったりする遊びを通して前庭覚を育てることも出来ます。
全身運動もしながら手指も使うので手先の感覚を育てることも出来るし、脳へのいい刺激にもなりますね。
また前庭覚を育てる遊びとしては上記ようなトランポリン・ブランコの他に滑り台や回転いす等もおススメです。
触覚を育てる遊びとして筆者は息子と「箱の中にあるものを当てるゲーム」や「背中に書いた指文字を当てるゲーム」等、意識して色々行ってきました。
このような感覚を育てることで【感覚統合】の働きを育てることができるようですよ。