目指せ『5R』で環境に優しい生活!座面カバーでダイニングチェアをリペア

この記事は2021年3月27日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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私たち夫婦は結婚8年目。
新婚当時に購入したものは、年月とともに少しずつ傷ついたり壊れたりするものが出てきています。
そんな中、ダイニングチェアの座面が、経年劣化に加え、我が家のいたずら大好き1歳児の暗躍(苦笑)によりボロボロになってしまいました。
初めは4脚とも買い替えを検討したのですが、いすとしての機能は全く問題ないことと、ちょうど最近家族で『5R』の話をしたばかりだったことから、座面カバーを付けてリペア(Repair)してみることにしました。

『5R』ってなに?

ところでいすのリペアの話に移る前に、みなさんは『5R』という言葉をご存知ですか?
『3R』(リデュース・リユース・リサイクル)なら知っているけど…という方も多いのではないでしょうか。恥ずかしながら、私もそのうちの1人でした。
この『3R』、最近ではさらに『5R』へと進化しているそうです(※1)。

いろいろなところで説明がなされていますが、今回は東京都江東区のHP(※2)が分かりやすかったので、そちらから引用します。
江東区HPによると、「『5R』とは、ごみを減らすための、Rではじまる5つの行動のこと」です。
一般的に、以下の5つを『5R』と呼ぶそうです。

Reduce(リデュース)発生抑制:ごみを発生させないこと
Reuse(リユース)再使用:ものを繰り返し使うこと
Recycle(リサイクル)再生利用:資源として再生利用すること
Refuse(リフューズ)断る:ごみになるものを断ること

Repair(リペア)修理:ものを修理して使うこと

『5R』と聞くとなんだか難しそうに感じてしまいますが、実際は日々の生活の中で少し気を付ければできそうなことばかりですね。

江東区HPにはさらに「5Rを実践してごみを減らし資源を有効に利用することは、環境への負荷が少ない「循環型社会」の実現につながります」と書かれています。
つまり『5R』は、近年よく耳にする『SDGs』の、目標12「つくる責任 つかう責任」にもつながりそうです。
なお『SDGs』については2021年2月5日発行の『ママンペール no.57』で特集が組まれており、 こちら の特設サイトでも分かりやすく解説されていますので、ぜひご一読ください♪

座面カバーの取り付けはあっという間!

話は戻り、こちらが問題のダイニングチェアです。
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長年使用したことにより、元々座面に細かなひび割れができていました。
それだけならまだ良かったのですが、ちょっと目を離した隙に我が家の1歳の娘が皮をペリペリ剥がしまくった結果、一気にこのようなかわいそうな姿になってしまいました。
母、油断…!
余談ですが、こういういたずらをしているときの子どもって驚くほど静かですよね(苦笑)。
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さて、気を取り直してリペアしていきましょう。
いすのリペアには、座面を取り外して張り替えるという本格的な方法もありますが、今回はもっと手軽に、座面カバーを購入して付けることにしました。

付け方は簡単。
背もたれからカバーを通し、座面にかぶせるだけです。

実際にやってみると、伸縮性のある生地のおかげで特に問題なく付けることができました。
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おぉー!座面がきれいになっただけで、全然印象が変わります。
残りの3脚も変えると、ちょっとした部屋の模様替え気分も味わえました。
一度は廃棄も考えた椅子ですが、こうして座面を変えれば全く問題なく使え、ますます愛着が湧いてきました。
本当に捨てなくて良かった!
座面がきれいになったら、細かな傷が気になり出したので、次は色を塗り直してあげようかと目論んでいます♪

また今回、子ども達にとっても、親の姿勢を見せる良い機会になったのではないかと考えています。
『ひろしまおもちゃ病院』でおもちゃを修理していただいたこと に続き、このような経験の積み重ねで、少しずつ子ども達がものを大切にする気持ちを育んでくれると嬉しいと思っています。

このような小さな行動が大きな目標達成につながっていくと信じ、これからも環境に優しい生活を心掛けていきたいです。


【脚注】
(※1)最近では7Rや10Rという概念もあるそうです。
(※2) 東京都江東区HP「今日からはじめる5R~5Rでごみを減量しましょう!~」は こちら
(担当ライター:たかはしみか