冒険してるみたい!出雲大社を子どもと楽しむ旅

この記事は2021年3月23日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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少しずつ春の暖かさを感じ、おでかけが楽しめる気候になってきました。


新型コロナウィルスの状況も落ち着いてきたこともあり、県外へのおでかけを決行しました。

行き先は、すっかり神社仏閣めぐりがブームとなっているわたしの独断と偏見で決めさせてもらいました♪


子ども連れの出雲大社の日帰り旅行の様子をこの記事ではお伝えします!!


コロナ禍の出雲大社の様子

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出雲大社のある出雲市までは、広島市内から高速道路を利用し、2時間半の道のり。


わが家が訪れたのは2月だったため、山間部はまだ雪が積もっている様子がありましたが、問題なくスムーズに向かうことができました。

いつもなら、人でにぎわう参道や駐車場付近も、コロナの影響で団体客や海外のツアー客もおらず、静かな雰囲気でした。


とはいえ、閑散としすぎているわけでもなく、その日が小春日和で陽気な気候だったこともあり、賑わいをみせていました。


出雲大社の旅を通じて親子で学べたこと

遊園地でもない。遊べる施設もない。


地味で、ただ歩くだけの神社参拝を子どもが楽しめるの?と疑問に思いますよね。

正直、出雲大社に行くまで、きっと、子どもたちは広い神殿のなかを「疲れたー」「早く帰りたいー」と楽しめないで、文句ばかりいわれるんじゃないかとも脳裏にちらつきましたが…。


意外や意外!


まるで冒険のように、目に映るものに興味をもちながら歩いている姿が印象的でした。


「行ってよかった~」と大満足だったこの旅では、わたし自身も含め、親子で学べたことがたくさんありましたのでお伝えします。


神社って何?神様のことや、習わしを知る

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道中の車の中では、出雲大社にまつわる神話の話をしていきました。

因幡のしろうさぎのはなしや、国譲り神話など…。

お恥ずかしいところ、わたしも神話の存在は知っていますが、それを子どもに説明できるか、といわれると…。

詳しくは知らなかったので、車中で事前学習していきました。


また、鳥居をくぐる意味や手水舎やお賽銭の意味なども伝えます。

(すべて情報は検索しながらです…笑)


一般的には「ニ礼ニ拝一礼」ですが、出雲大社では柏手が四拝になります。

ぎこちなくお辞儀をしたり、手を合わせるしぐさがなんともかわいらしい。


稲佐の浜の伝説!ご利益すごい「砂」

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出雲大社の西方1kmにある海岸で、国譲り、国引きの神話で知られる浜である「稲佐の浜」をご存じですか?


出雲大社の粛々とした雰囲気も壮大ですが、わが家はこの場所がこの旅で一番テンションをあげた場所となりました!


出雲大社本殿の裏側にひっそりとたたずむ「素鵞社(そがのやしろ)」には、ご利益があるというわれる「砂」があります。

「稲佐の浜」の砂を採取し、置き換えることで、持ち帰ることができるというもの。


事前学習が乏しかったわが家は、タダで持ち帰ろうとしましたが、親切な方にこのルール(?)を教えていただけました。


国譲りの舞台になっただけあって、とても壮大な雰囲気の場所でした。

久々の砂浜だったので、子どもたちもテンションがあがります。

温かな陽気だったので、裸足になって海へ!


夏には海水浴場として利用もできるようなので、ぜひ、次回は夏に伺おうと思います。


「願う」ことの大切さ

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参道の松の木や、川や池。


これから見ごろになる桜など、自然を感じながら広い敷地を歩くのも子どもたちは楽しんでいました。

たくさんのお社があり、見かけるたびに、手を合わせることがまるで冒険しているようで、飽きることがありませんでした。


子どもたちに「手を合わせるときに神様になんていってるの?」と聞いてみました。


すると「いつもみんながうれしい気持ちでいますように」との回答にびっくり。

私利私欲の母よりも人間ができてらっしゃる…。


子どもから学ばせていただきました。


子どもたちからのサプライズに涙

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この日はわが家の結婚記念日でした。


縁結びの神様である出雲大社。

家族になれたご縁にあらためて感謝したい、という意味もあり、このタイミングで訪れたわけですが、なんと、旅先でわが子たちからサプライズプレゼント!


主人もわたしもまったく知らずだったので、本当にびっくりしました。


優しい心の子どもたちに恵まれて、心からこのご縁に感謝できる1日になりました。


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「冒険してるみたい!出雲大社を子どもと楽しむ旅」をお届けしてきました。


子どもを連れての神社巡りは、想像以上に楽しい旅となりました!

わたし自身この旅で改めて日本の歴史や日本の精神のすばらしさにも触れることができ、子どもと一緒に興味を深めることができました。


そして、何より、子どもたちの何でも興味をもち、楽しむ姿勢に感心しました。

旅を通じて、普段感じることができないことを感じ、日々の生活をよりよいものにしてけたらと思います。


ぜひ、気候もよくなるこの季節。足を運んでみるはいかがでしょうか?


(担当ライター:住岡文子