スロージューサーのコールドプレスジュースで野菜不足改善!レシピ付

この記事は2022年1月20日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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子どもの健康と成長のために必要不可欠な「野菜」

しかし我が家のように、子どもがあまり野菜を食べたがらず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

実際、カゴメ株式会社の調査(※1)によると、子どもの96%が野菜不足だと判明したそうです。

また、野菜不足は大人も同じ。
厚生労働省(※2)によれば、成人の目標野菜摂取量350gに対し、全体平均は288.2g。
目標値に達している人の割合は、全ての年代で30%程度
に留まっています。

かといって、忙しい毎日の中で、さらに野菜料理を増やしたり、調理法を工夫したりするのは正直大変ですよね。

そこで手軽に取り入れられるのが、スロージューサーで作るコールドプレスジュース(野菜ジュース)を飲むことです!

本記事では、スロージューサーを実際に毎日使用してみて分かったメリット&デメリットや、我が家で人気のコールドプレスジュースのレシピをご案内します♪


▼この記事を読んで分かること
◎スロージューサーとは?
◎コールドプレスジュースとは?
◎スロージューサーのメリット&デメリット
◎オススメのコールドプレスジュースレシピ

この記事を読めば、スロージューサーやコールドプレスジュースについて分かりますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.スロージューサーとは?

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我が家のスロージューサー
スロージューサー(低速ジューサー)とは、食材を低速回転で石臼のように圧力をかけて、ゆっくりとすり潰し搾汁するジューサーです。
刃ではなくスクリューで圧搾するため、摩擦熱が発生せず、熱に弱い水溶性のビタミンやミネラルなどをはじめ、
食材の栄養素を壊さず摂取できます。
また、ゆっくり回転することで圧搾時に空気を含みにくいので、酸化しにくく、
素材本来の味と香りが楽しめます。
そのため従来の高速ジューサーやミキサーと比較し、
「栄養価が高くおいしいジュースを作れる」と言われています。

我が家では、クビンスのホールスロージューサーを使っています。

2.コールドプレスジュースとは?

コールドプレスジュースとは、食材に熱を加えず(コールド)、強い圧力ですり潰して(プレス)搾り出したジュースです。
繊維質を取り除き、野菜や果物の栄養素と水分のみを抽出しているので、口当たりがサラッとして飲みやすいのも特徴です。

3.使って分かったスロージューサーのメリット&デメリット

ここでは、私なりに感じたスロージューサーのメリットとデメリットをご紹介します。
また、購入前のイメージと異なったことについても併せて書いておきます。
スロージューサーの購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。

メリット

我が家では購入以来、毎日コールドプレスジュースを飲んでいるのですが、その一番の理由は単純明快!
おいしいからです。
あくまで主観ですが、
野菜や果物をそのまま食べるよりもジュースにした方が甘く感じます。

複数の野菜や果物を入れた料理を作るのは手間がかかりますし、お腹がいっぱいになるのでたくさんは食べられません。
スロージューサーで
ジュースにすることで、効率良く栄養を摂ることが可能です。

子ども達は料理のお手伝いが大好きですよね。
我が家では、時間に余裕があるときはなるべく、子ども達に切った野菜や果物を投入してもらっています。
刃がないので、危険が少ないのがありがたいです。
子ども達も自分でジュースを作ることにより、苦手な野菜が入っていても飲んでみる気になるようです。

デメリット

スロージューサーは基本的にどのメーカーも大きいものが多いので、購入前には場所の確保が必須です。
横型と縦型があり、縦型の方がスリムなので、コンパクトなキッチンやカウンターにはオススメです。

スロージューサーは、価格帯に幅があるものの1〜10万円程度するため、まず初期費用がかかります。
またみなさんご存知の通り、今は野菜や果物の価格も高いので、日々の食費も少し気になるところです。

購入前のイメージと異なったこと

一番不安だったのは、準備やお手入れが面倒で使わなくなることでした。
そこで、なるべくパーツの組み立てが簡単で洗いやすく、食材を細かく切る必要がないよう食材の投入口が大きいものを選びました。
その結果、
パーツの組み立ては慣れれば1分程度でできるようになり、使用した直後なら野菜と果物の繊維質は水洗いだけでキレイになるので、この点については想像以上にストレスを感じませんでした。

もちろん高速ジューサーと比べたら時間はかかりますが、数種類の食材を投入しても5分もかからないので、思ったよりあっという間でした。
個人的には、じわじわとジュースが絞られ、繊維質が押し出されていくのを見ているのが結構楽しいです♪

確かにスロージューサーは食材を刃で削る音がしないので、ミキサー等に比べると静かなことは間違いありません。
ただ、例えばニンジンなどの
固い食材を投入したときはすり潰すゴリゴリッという音が出ます。
なので、静かさについては期待し過ぎないほうが良いと思います。

4.一押しコールドプレスジュースレシピ3選

ここでは、我が家で実際にいろいろな食材を組み合わせて試行錯誤した結果、おいしいと自信を持ってオススメできるレシピを3つご紹介します!
子ども達もゴクゴク喜んで飲み干すものばかりです。
なお、分量は果物や野菜のサイズにもよりますので、あくまで目安にしてくださいね。

リンゴ+ニンジン+レモン

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・リンゴ1〜2個
・ニンジン1本
・レモン1/4個

一番最初に作るなら、この組み合わせがオススメ!
リンゴとニンジンのハーモニーが絶妙です。
レモンは入れなくてもOKですが、入れるとよりスッキリした味わいになります。

オレンジ+ニンジン+小松菜+レモン

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・オレンジ1〜2個
・ニンジン1本
・小松菜2〜3株
・レモン1/2個

我が家で一番人気のジュースです!
一見、濃い緑色なので、抵抗感がある方もいるかと思います(私がそうでした)。
しかし、飲んでみると思いのほかオレンジの甘みが強く、おいしく飲むことができるジュースです。
またレモンを入れることで、小松菜の独特のエグミが消えるから不思議です。
うちの子ども達は、小松菜のおひたしなどは絶対に口にしてくれませんが(苦笑)、このジュースはいつもおかわりしたがるくらい大好きです。

グレープフルーツ+パイナップル+セロリ+キャベツ

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・グレープフルーツ1個
・パイナップル1/6個
・セロリ(茎)1/4個
・キャベツ1/8個

グレープフルーツの爽やかな酸味とパイナップルの甘みのバランスが良く、
サッパリとして飲みやすいジュースです。
特にキャベツはジュースの味をあまり邪魔しないので、多めに入れても大丈夫です。
セロリの葉は香りが強いため、我が家では茎だけ入れています。

5.まとめ

本記事では、スロージューサーに関する説明や、オススメのコールドプレスジュースのレシピについてご紹介しました。

もちろん、コールドプレスジュースを飲むだけで野菜不足が解消できる、という単純な話ではありませんが、少なくとも「ジュースを飲んでいる」という安心感にはつながると思います。

私にとっては こちらの記事 でご紹介したホットクックと並び、手放せない調理家電です。

みなさんもぜひスロージューサーを活用して、野菜を手軽においしく摂ってみませんか?



(※1) 子どもの野菜摂取に関する意識調査
(※2) 平成29年国民健康・栄養調査結果の概要
(担当ライター:たかはしみか