親子でハロウィンを楽しもう!ジャックオーランタンの作り方

この記事は2024年9月21日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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スーパーや直売所で買える小さな観賞用のかぼちゃを使ってジャックオーランタンを作ってみませんか?
作り方と、完成後に長持ちさせるコツも併せてご紹介します。
少し力が必要だったり、根気のいる作業もありますが、思ったより簡単にできますよ。

▼この記事を読んで分かること
ジャックオーランタンとは何か?
ジャックオーランタンの作り方
◎作ったジャックオーランタンを長持ちさせるコツ

この記事を読めば、ジャックオーランタンの作り方がわかってハロウィンをより楽しめるので、ぜひ参考にしてみてください。

1.ジャックオーランタンって何?

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ハロウィンは古代ケルト発祥のお祭り。
古代ケルト人はジャックオーランタンを魔除けの飾りとして、悪霊を遠ざけるために飾っていたようです。
節分の柊のような感覚ですかね。

正しい呼び方は?

呼び方も人によって違ったりしますが調べてみたところ以下のように説明がありました。

”日本語ではジャック・オー・ランタン以外にも「ジャック・オ・ランタン」や「ジャッコランタン」、あるいは"-o'-"に当たる部分を省略した「ジャックランタン」との表記・発音もある。漢語との混ぜ書きでは「提灯ジャック」とも言う。”
Wikipediaより引用

どれも正解ということでよさそうです。
ちなみに我が家の息子は何度訂正してもなぜか「おじゃっこらんたん」とお上品に呼んでいますよ。

2.ジャックオーランタンの作り方

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秋になると直売所やスーパーの地元の野菜コーナーなどでよく見かける観賞用かぼちゃ
近所の産直市場で両手に収まるほどのサイズが数百円で売っていたので買ってきました。
お顔が描かれたフィルムが一緒に入っていて、このまま飾っても可愛いくらいです。

①かぼちゃの上、又は下を切る
上を切ってヘタの部分をフタにするか、下の部分をくりぬいてライトなどに被せる形にします。
私は子どもがキャンドル風ライトを入れたまま持ち歩けるように、上をフタにしてみました。

②中身をスプーンなどでくりぬく
種とワタをすべて掻き出します。
食用のかぼちゃに比べて中身が水っぽくてウリの香りがします。
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③内側にアルコールをかけて拭き取る
アルコール度数の高いものがよいと思います。我が家はウォッカをつけたキッチンペーパーで拭きました。
消毒用アルコールをスプレーして拭き取るのでも大丈夫だと思います。

④顔を彫る
ボールペンなどで下書きをして、カッターで目や口をくりぬいていきます。
外側が硬いので、十分注意して作業します。
垂直に刃を刺して裏側に刃先が出たのを確認し、また別の場所に刃を刺す、と点線を描くようにして最後に輪郭に沿って切っていくとやりやすいです。

⑤飾って完成
LEDライトなどの光源を入れて飾って完成です!

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明かりを灯すと一気に不気味な雰囲気が出ますね。


作るときの注意点

カッターなどの刃物は大人が使うようにしましょう

完成してからも毎日確認し、カビに注意してください。


長持ちさせるコツ

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・中身をくりぬくときに種やワタを残さない
・アルコールで中をしっかり拭く
・なるべく風通しの良い場所に飾る

一番大事なのは中身を残さない事。
皮の内側をガリガリ削るくらい粘りました!小さいカボチャでも手が疲れます。
これで我が家は一週間ほど飾っておけました。

だんだん乾燥して切り口がしんなりしてくるので、観察してみるのも良いですね。
最後には青カビが点々と生えるので、取り扱いに注意しつつ、生ものはみんなこうなってしまうんだねという事をお子さんに教えてあげるのも良いかもしれません。

100均キャンドル風ライトで本格的な炎のゆらぎ

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大きいかぼちゃですとキャンドルを入れても大丈夫なのですが小さいかぼちゃは上部に火が届いてしまうため危険です。
お子さんにも扱いやすい光源としてキャンドル風LEDライトがおすすめです。
こちらはセリアで購入しました。

屋外で燃やしている、キャンドルの炎が少し風に吹かれて揺れているような心地よいゆらぎでジャックオーランタンの中に入れて光を眺めていると癒されます。

※電池のフタがネジなどで固定されていないので小さいお子さんに遊ばせないようご注意ください。

3.子どもと一緒にできる季節の楽しみ

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私は息子に「ハロウィンのかぼちゃ」がどんなものか知ってほしいという思いでジャックオーランタンを作ってみました。

ハロウィン時期になると街やメディアでよく見かけるジャックオーランタンを自分で作れるということが発見になったようです。

カッターで切る・顔を彫るところは危ないので大人がやる必要がありますが、スプーンで種やワタをくりぬくのは子どもにもできる作業です。
お絵描きが好きなお子さんだったら彫るお顔の下書きを描いてもらうよう頼んでも良いかもしれませんね。

長持ちさせるためにはしっかり中身を取り除く必要があるので根気が必要です。
息子はワタを取り出しながら「変なにおいがする!」と言っていて、そこまで変なにおいではないのですが、確かにウリのような香りがしていました。
少しやって飽きてしまいましたが良い経験になったと思います。

4.まとめ

ハロウィンのかぼちゃ、ジャックオーランタンの作り方についてご紹介しました。
小さいかぼちゃひとつでも子どもは大喜びです。
夕飯の時に食卓に置いたり、寝る前の絵本をジャックオーランタンの光で読んでみたり、たくさん楽しみました。
皆さんも親子でできる楽しい季節の遊びとしてぜひ挑戦してみてくださいね。


(担当ライター:みじゅ