【子どもと簡単科学実験】バスボムの作り方♪【重曹+クエン酸】

この記事は2022年3月1日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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湯船に入れるとシュワシュワ泡が出て溶けていく入浴剤、バスボム
毎日のお風呂タイムが楽しくなるアイテムです。

そんなバスボムが、実は自宅で簡単に作れることをご存知ですか?

そこで今回は、我が家の子ども達(息子4歳、娘2歳)とやってみて楽しかった科学実験シリーズの第2弾として、バスボムの作り方をご紹介します♪

材料も重曹クエン酸をはじめ、スーパーやドラッグストアで簡単に手に入るものばかり。
時間も10分程度で作れますので、ぜひお子さんと一緒に作ってみてくださいね!

▼この記事を読んで分かること
◎バスボム作りで用意するもの
◎バスボムの作り方
◎実験のしくみ

この記事を読めば、重曹とクエン酸を使ったバスボムの作り方やその原理が分かりますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.重曹とクエン酸を使ったバスボム作り

用意するもの

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・重曹…大さじ2
・クエン酸…大さじ1と3分の1
・食用色素(お好みのの色)…付属のさじで1杯分
・エッセンシャルオイル(お好みのもの)…数滴
・水(スプレーボトルに入れる分)…適量

・計量スプーン…1つ
・スプレーボトル…1つ
・ジップロック大…1枚
・ラップ

バスボムの作り方

重曹とクエン酸をジップロックに入れて、よく混ぜます。
一度ジップロックの口をしっかり閉じ、シャカシャカ振るとよく混ざりました。
粉を吸い込むのが心配な場合は、念のためマスクをしてから作り始めると安心です。

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お好みの食用色素を加えてさらに混ぜます。

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②にスプレーボトルに入れた水をひと吹きし、全体を湿らせていきます。
一度に大量の水をかけてしまうと、この場で反応してシュワシュワと泡が出てしまうので、少しずつ水をかけるのがポイントです。
ここで全体をしっとりさせておかないと、あとでうまく固まらないので、よく混ぜます。

また、このときお好みのエッセンシャルオイルも入れます。
ついたくさん入れたくなってしまいますが、特に小さなお子さんには刺激が強いものもありますので、初めて作る際は数滴で良いかと思います。



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ラップの上に③を出し、好きな形に握って丸めます。
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ラップからそっと取り出し、風通しの良い場所で乾燥させます。
丸めたばかりのバスボムはボロボロと崩れやすいので、優しく扱ってくださいね。
少なくとも30分以上乾燥させ、固まったら出来上がりです!

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バスボムを湯船に入れてみた感想

実際、作ったバスボムをお風呂に入れてみたところ、ほのかな良い香りとともにシュワシュワと発泡し、湯船が色づいていくさまを見ているのはとても癒されました。

子ども達も、自分で作ったバスボム入りのお風呂に入るのは格別だったようです。

また、今回は一番簡単な方法としてラップで包んで丸めましたが、
型に詰めてかわいい形に成形したり、中にオモチャを入れたりすることもできるので、まだまだ工夫して楽しむ余地がありそうです。

2.実験のしくみ

バスボムをお風呂に入れた際に発生するシュワシュワとした泡の正体は、ズバリ二酸化炭素です。
重曹とクエン酸に水を加えると、化学反応が起こり、二酸化炭素が発生するのです。

バスボムを湯船に入れる効果は主に2つあります。
一つは、
二酸化炭素を肌に取り込むことにより、血管が拡張し、血行促進の効果があることです。
もう一つは、
二酸化炭素の気泡には皮脂や角質などのタンパク質とくっつく性質があるため、肌の汚れを浮かせ、落としてくれることです。

3.注意点

最後に2点ほど注意することを挙げておきます。

まず、今回作ったバスボムには
保存料を入れていません。
都度、使い切れる量を作ることをオススメします。
もし多めに作った場合は、カビなどが生えないよう乾燥した場所に保管し、できるだけ早く使い切りましょう。

また、食用色素を使用しているため、色素の色が浴槽につくことがあります。
入浴後は速やかにお湯を落として洗ってくださいね。

4.まとめ

本記事では、重曹とクエン酸を使ったバスボムの作り方をご案内しました。

色や香りを変えたり、形を変えたりと、バスボム作りの楽しみ方は無限大です!

材料さえあれば、あっという間にできるので、みなさんもお子さんと一緒に作ってみてくださいね♪


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【参考サイト】
【大学教授に聞く】手作りバスボムで子どもと楽しいお風呂タイムを!

手作りバスボムの作り方を紹介!重曹とクエン酸で簡単に作れる!

話題の炭酸ガスを発泡する入浴剤「バスボム」をつくろう!~緑のアロマ部屋vol.38

(担当ライター:たかはしみか