この記事は2021年2月3日に作成および更新したものです。
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こんにちは!今回は大人気の“こぐまちゃんシリーズ”の中でも
我が子が小さいときから大好きな「しろくまちゃんのほっとけーき」の絵本を紹介させてください。
この絵本を知らない人は少ないのでは?というくらいの人気の絵本ではないかと思います。
我が子(男の子)はもう5歳になりましたが、今もなお大好きな絵本です。
4歳くらいからは母の私に逆に読み聞かせてくれたりします。
幼い頃から読み込んできているので絵本自体はもうぼろぼろになっていますが(笑)
日常生活の中でホットケーキを食べる事って結構ありませんか?
我が家はご飯を炊き忘れ、パンがきれているときの朝ごはんはもっぱらホットケーキです。
我が子もはちみつをかけて食べるホットケーキが大好きです。
この絵本にはそんな子どもにもなじみのある
ホットケーキの作り方がわかりやすく、詳しく書かれています。
「ホットケーキってこんな風にして作るんだ!」「やってみたい」
なんて感じさせてくれる絵本だと思います。
また「混ぜる」、「焼く」だけではなくて「材料や道具を準備する」ところから
描かれているのも子どもの興味がより広がりそうでいいですよね。
フライパンがたくさん並んだページはホットケーキが焼けるまでの色の変化や
表面のプツプツが出てくる様子などが絵で見てわかる有名なページですね。
「ぷつぷつ」とか「どろどろ」とか擬音語が沢山使われているのもいいですね!
「この絵本のねらい」が絵本の最後に書かれているのでそちらもぜひチェックしてほしいなと思います。
我が家は5歳の子どもとよく親子クッキングします。
子どもは自分が作ったものなら普段はあまり食べない苦手なものでも喜んで食べるので不思議です。
クッキーやドーナツなど甘いものはノリノリで参加してくれます。
そして私はふと思いつき、子どもに聞いてみました。
「“しろくまちゃんのほっとけーき”のホットケーキ、おかあさんと一緒に作ってみる?」と。
「うん、やってみる!」と意欲的な返事があったのでホットプレートを出してきてチャレンジしましたよ。
普段クッキングの時は簡単な手順をホワイトボードに書き出すのですが、
この日は絵本が手順書みたいなものです。
材料を用意するのは私がやりましたが、材料をボールに入れたり、混ぜたりすることはやってもらいました。
ちなみにホットプレートが熱いのを怖がり、
生地をおたまですくってのせたりひっくり返したりするのも私がやりました。
「熱いのは危ないこと」、こういうことも経験を通してしっかり身につくんだと思います。
何事もやってみなければわかりません。
でもホットケーキが焼けていく過程は楽しそうに「まだかなあ~」と眺めていました。
出来上がったものをお皿にのせるととても嬉しそうでした。
自分が作ったものはやっぱりいつもよりおいしく感じますね。パクパク食べました。
欲を言うと、絵本通り洗い物までやって欲しいところですが、それは断られました(笑)
今も時々休日の朝、子どもと一緒にホットケーキ作りを楽しんでいます。
今回はホットケーキ作りのお話でしたが、
親子でクッキングをすることはとてもいいことだと感じています。
「生きることは食べること」といっては大袈裟かもしれませんが、人間は食べなければ生きてはいけません。
なので私は子どもに「食べること」に興味を持ち、楽しんで欲しいなと思っています。
そのためにもクッキングは持ってこいなのです!
子どもが小さいうちは子ども用の包丁でフルーツを切ることから始めて
最近は少しずつ火を使うものへとステップアップしていっています。
一緒にクッキングをすることで手順を考えて作る「段取り力」はじめ、
子どもには色んな力が身につくと考えていますし、
何より楽しい親子のコミュニケーションの時間になるので、本当におススメです。
こぐまちゃんシリーズの中から「しろくまちゃんのほっとけーき」のご紹介でした。
絵がカラフルで文は短くわかりやすいというのもこの絵本シリーズの魅力ですが、
なにより「ホットケーキを自分で作ってみたい」
と思わせてくれるところに最高の魅力があります。
この絵本を一緒に読んだ後でぜひ実際にホットケーキをつくってみて欲しいなと思います。
わかやまけん 作/もりひさし 作/わだよしおみ 作