創業22年の姫茶伝。
石田さんがこの仕事を始めた当時、日本に品質の良い中国茶は少なく、あったとしてもとても高価でした。
それなら自分で本物の中国茶を探そうと中国に渡り、中国語の辞書と地図を手にお茶の産地を訪ね歩いたそうです。
そうして地道に築いた独自のネットワークで茶葉を仕入れ、今では全国各地から中国茶好きのお客が訪れる「知る人ぞ知る名店」になりました。
「お茶の文化は生活に潤いと癒しを与えます。お茶がある喜びを知ってほしい」と石田さん。
子育て中のママパパは毎日忙しく、自分のことは後回しになりがち。
子どもが保育園や幼稚園に行った時、寝かせつけた後…例え短くても、自分のための時間を持ちスイッチをオフにしてリラックスしてはいかがでしょうか。
おすすめは頭のスイッチが切り替わる「花茶」。
代表格の茉莉花茶(ジャスミンティー)は、リラックスタイムにおすすめ。肩の力が抜けゆったりとした時間が過ごせます。
美容と健康に良いといわれる「メイグイ花(中国のバラ)」甘い香りが広がる「桂花(キンモクセイ)」などカフェインがない花茶も並びます。
また「8つの大地の恵みを栄養のあるお茶にして味わう」といわれる中国の八宝茶風に、さらに自宅にある季節の果物や食材を入れるなどしても健康的に楽しめます。
疲れがたまりやすいママパパには「わずかな時間でも一杯のお茶で楽しく過ごせる工夫をしていただきたいです」とアドバイスをいただきました。
自身もお茶の効能を取り入れてきた石田さん。
自分のためにお茶をいれると気持ちが上がるのはもちろん、女性ならではの身体のリズムが変化する時期にも役立つそうです。