【広島】限定こぐまちゃんグッズも♪わかやまけん展@ひろしま美術館

この記事は2022年3月21日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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2022年3月19日(土)〜5月15日(日)、ひろしま美術館にて、『こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界』(以下、わかやまけん展)が開催されています。

わかやまけん展は、
「こぐまちゃんえほん」の生みの親、絵本作家・わかやまけん(若山 憲)の創作の全貌を紹介するはじめての展覧会です。

「こぐまちゃんえほん」シリーズは、累計発行部数1,000万部を超えるロングセラー絵本!

誰もが一度は手に取ったことがあるのではないでしょうか?

我が家も親子ともに「こぐまちゃんえほん」が大好き♡
特に『しろくまちゃんのほっとけーき』は、何十回読んだか分かりません♪

本記事では、子ども達(息子4歳、娘2歳)と早速、展覧会初日に行ってきたので、その様子をレポートします!

展覧会の見どころはもちろん、会場限定のオリジナルグッズや、敷地内にある『カフェ・ジャルダン』のわかやまけん展特別メニューなどについてもご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。

▼この記事を読んで分かること
◎アクセスと駐車場情報
◎ひろしま美術館のバリアフリー情報
◎わかやまけん展レポ
◎グッズ情報
◎カフェのコラボメニュー情報
◎リーガロイヤルホテル広島のパネル展示

この記事を読めば、わかやまけん展の概要と魅力が分かりますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.ひろしま美術館について

アクセスと駐車場情報

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外から見たひろしま美術館
ひろしま美術館は、広島中心部のアクセスの良い場所に位置します。
バスは「広島バスセンター」、市内路面電車は「紙屋町西」か「紙屋町東」で降車すると、それぞれ徒歩約5分で到着します。
アストラムライン「県庁前」駅からは徒歩2分で着きます。

障がい者等専用駐車場は6台分あります。
一般駐車場はありませんので、近隣の駐車場をご利用ください。

授乳室・ベビーベッド・ベビーカー貸出あり♪

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授乳室
ひろしま美術館はバリアフリー構造なので、ベビーカーや車椅子でも入場可能です。
ベビーカー3台、車椅子4台の貸出サービスもありますので、必要な方は受付までお申し出ください。

また、授乳室は事務棟地下にあり、ティールーム横の多目的トイレにはベビーベッドが設置されています。

乳児連れでも安心して美術鑑賞が行えるのは、ママパパにとって嬉しいですね♪

2.わかやまけん展レポ!

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展示室入口
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中庭のこぐまちゃんとしろくまちゃんのパネル
いざ、わかやまけん展へ!

入口で手指の消毒と検温を行い、グッズ販売コーナーを横目に、まずは展示室へと向かいます。

展示室へ向かう途中の中庭にも、こぐまちゃんとしろくまちゃんのパネルがたくさん!
中庭は写真撮影OKなので、SNS映えスポットとしてオススメですよ♪

なお
館内は写真撮影禁止なので、ご注意ください。

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「こぐまちゃんえほん」下絵
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『しろくまちゃんのほっとけーき』6色描き分け原画
館内に入ると、展示物は5つのゾーンに分かれてディスプレイされています。

「こぐまちゃんえほん」シリーズについては、第2章で詳しく紹介されていました。

「こぐまちゃんえほん」シリーズの誕生秘話、「こぐまちゃんえほん」シリーズ発表前の下絵、『しろくまちゃんのほっとけーき』の絵と文が一部変更される前の初版、「こぐまちゃんえほん」50周年記念のリトグラフ制作過程の映像などなど、「こぐまちゃんえほん」シリーズのファンにはたまらないものばかりです!

うちの子ども達も目を輝かせ、「この絵本はうちにあるね!」「これは図書館で借りて読んだね!」などと指差しながら、嬉しそうに鑑賞していました。

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「ほっとけーきを完成させよう!」コーナー
特に子ども達が大興奮していたのは、「ほっとけーきを完成させよう!」コーナー♪
貼って剥がせるマグネット式のホットケーキを使用し、『しろくまちゃんのほっとけーき』のホットケーキ作りと同じ場面を再現するとあって、ああでもないこうでもないと話しながら長時間遊んでいました。
大人でもそれぞれのホットケーキの違いを見分けるのはかなり難易度が高いので、行ったら挑戦してみてください!

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『おばけのどろんどろんとぴかぴかおばけ』
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雑誌『保育の友』表紙
また、特に大人の方には「こぐまちゃんえほん」シリーズ以外の作品もぜひ観ていただきたいです。

丹念に描き込まれた精緻な筆致と、淡くやさしい色使いで描かれた他の作品は、一見「こぐまちゃんえほん」シリーズとは全く異なるように思えます。

しかし画風は違っても、
日本的な色を大切にする姿勢だったり、絵の力でお話を伝える絵本を目指すという信念だったりと、根底に流れるものは共通しており、わかやまけんという絵本作家の表現の奥深さを知ることができました。

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豆本各種
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『きつねやまのよめいり』の「ワクとり」
個人的に強く印象に残ったのは、絵本制作過程で作成していた「ヒナガタ」と「ワクとり」です。
若山氏は
教育者としての側面も持っており、自身が絵本を創作する中で確立したメソッドを、「ひらめき」「ヒナガタ」「ワクとり」の3つのプロセスに分類して説明し、後進の育成にも励んでいたそうです。
豆本はその「ヒナガタ」の発展形。
一冊の絵本を想定して題字や色彩などもつけられた豆本は、丁寧に作り込まれています。
絵コンテのような「ワクとり」と併せて、一見の価値ありです!


正直、最初はこぐまちゃんとしろくまちゃんのみを目当てで行った私達。

しかし、展示会を通してそれ以外の作品や、作者の想いに触れ、会場をあとにする頃には、「こぐまちゃんえほん」シリーズのみならず、絵本作家・わかやまけん自体のファンになりました。

3.展覧会限定オリジナルグッズが充実!

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展示会限定オリジナルグッズがずらり!
わかやまけん展のグッズコーナーはかなり充実!
トートバッグ、マスキングテープ、エコバッグ、マスク…などなど、会場限定グッズが多数取り揃えられています。
あまりにもかわいいグッズが多過ぎて、あれもこれも欲しい!いっそ全部欲しい!という衝動を抑えるのが大変でした(笑)。
ここでしか買えない商品が盛りだくさんなので、みなさんも行ったらぜひお気に入りのグッズを探してくださいね♪

4.カフェは特別コラボメニューあり

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『カフェ・ジャルダン』の外観
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わかやまけん展コラボメニュー
美術館敷地内の『カフェ・ジャルダン』では、わかやまけん展とコラボした特別メニューを提供しています。

特に大人気なのは
「しろくまちゃんほっとけーき」
一番上にしろくまちゃんの絵が描かれた4段重ねのホットケーキは、まるで絵本から飛び出たようです♪
初日は午前中に売り切れてしまったため、残念ながら私達は食べられませんでした。
食べたい方は早めの来店をオススメします!

ちなみに、わかやまけん展のチケットを購入すると、1枚につき100円引きのドリンク割引チケットがもらえます。

作品鑑賞後はカフェでホッと一息、なんて最高ですね♡

5.リーガロイヤルホテル広島にパネル展示

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リーガロイヤルホテル広島のパネル
リーガロイヤルホテル広島の1階ロビーにも、こぐまちゃんとしろくまちゃんがホットケーキを食べる場面のパネルが展示されています。

中央が顔出しできるようになっており、我が子達は大喜びでホットケーキを食べるマネをしていました。

ホテルはひろしま美術館のすぐ向かい側なので、鑑賞後に寄ってみても良いかもしれません。

6.まとめ

本記事では、5月15日(日)までひろしま美術館で開催している、わかやまけん展についてご案内しました。

展覧会では、「こぐまちゃんえほん」シリーズのみに留まらない、絵本作家・わかやまけんの魅力をたっぷりと堪能できます。

子ども達が大好きな「こぐまちゃんえほん」シリーズはもちろん、それ以外もあたたかみのあるやさしいタッチの作品が中心なので、お子さんの美術館デビューにもピッタリの展示会かと思います♪

実際、我が子達もとても楽しかったようで、「絶対にまた行きたい!」と息巻いているので、またリピートする予定です。
そして私はまた違うグッズを買い込んでしまう予感…(笑)。

みなさんもこの春は、お子さんと一緒に、わかやまけん展に足を運んでみてはいかがでしょうか♪

名称
こぐまちゃんとしろくまちゃん 絵本作家・わかやまけんの世界
会期
2022年3月19日(土)〜5月15日(日)
時間
9:00~17:00(入館は16:30まで/会期中無休)
会場
ひろしま美術館(広島市中区基町3-2)
観覧料
一般 1,300 円、高大生 1,000 円、小中学生 500 円
※未就学児童は無料です。
※本展の入館券でコレクション展示もご覧いただけます。コレクション展示のみの入館券は販売しておりません。
※障がい者手帳をご持参の方は、ご本人と同伴者1人が無料になります。
※65歳以上の方は1,100円となります。当日受付に年齢確認の出来るものをご提示ください。
わかやまけん展特設サイト
こちら
(担当ライター:たかはしみか