【体験レポ】PIXARのひみつ展(ピクサー展)@東広島市立美術館が楽しすぎ!

この記事は2022年3月8日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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2022年2月11日(金)〜3月27日(日)、東広島市立美術館にて、『PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス』(以下、ピクサー展)が開催されています!

ピクサー・アニメーション・スタジオと言えば、大人気の『トイ・ストーリー』『カーズ』『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』などを制作した映像制作会社。
子ども達と一緒に何度繰り返し観たか分からない、大好きな作品ばかりです♡

今回の展示会では、そんな
ピクサー作品の舞台裏を大公開!
実際にアニメーションのつくり方を体験できるとあって、これは行くっきゃない!

ということで、広島県のまん延防止等重点措置が終わるタイミングを見計らい、家族4人(息子4歳、娘2歳、夫、私)で行ってきたので、本記事ではピクサー展の様子をレポートします♪

先に言ってしまうと、子どもも大人も大興奮の空間でした!
グッズ情報などもありますので、気になる方はぜひ最後までお読みください♪

▼この記事を読んで分かること
◎アクセスと駐車場情報
◎混雑状況の確認方法
◎ピクサー展体験レポ
◎グッズ情報
◎先着特典情報

この記事を読めば、ピクサー展の概要と魅力が分かりますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.アクセスと駐車場情報

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東広島市立美術館の外観
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市営西条岡町駐車場の案内板
東広島市立美術館へは、公共交通機関の場合、JR山陽本線西条駅南口から徒歩約10分、もしくは西条市街地循環バス「のんバス」の「中央公園前」バス停から徒歩1分で到着します。

車で向かう場合、山陽自動車道「西条インターチェンジ」を降りて約7分で到着です。
駐車場は、美術館からほど近い市営西条岡町駐車場が便利です。
市営西条岡町駐車場の駐車券を美術館の総合受付に持っていくと、2時間無料の割引サービスを受けられます。
もしこちらの駐車場が満車でも、近くにはコインパーキングがたくさんありますので、駐車場に困ることはないでしょう。

2.公式Twitterで混雑状況をチェック!

今すぐにでも行きたいピクサー展ですが、ちょっとその前に。
ピクサー展は大人気のため、曜日や時間帯によっては入場まで長蛇の列で数十分待ち、なんてこともザラにあります。
できるだけ並ぶ時間は短くしたいところですよね。

ここで頼りになるのが、東広島市立美術館の 公式Twitterです!
混雑状況を随時お知らせしてくれるので、こちらを参考に空いている時間を見計らって行くと良いですよ♪
我が家もこのTwitterのおかげで、スムーズに入場できました。

3.ピクサー展体験レポ!

さて、満を持してピクサー展へ!
入館時には、新型コロナウイルス感染症対策として、
入館記録の提出が必要です。
スマートフォンをお持ちの方は二次元コードを読み込み、代表者氏名や連絡先を登録します。
お持ちでない方は、紙での記入もできます。

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ベビーカー置き場
館内にはベビーカー置き場授乳室ロッカーなどがあるので、子連れでも安心です。
実際、乳幼児を連れた家族も多く見られました。


まず最初に、ピクサーアニメーション制作の流れを紹介した5分間のイントロ映像を観ます。

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ビニール手袋配布場所
これが終わると、感染症対策の一環でビニール手袋配布場所が設置されており、入場前にここで手袋を装着します。
サイズは大人用のLとM、子ども用の3つがありました。


そして、ついに展示会場へ。
中に入ると、おなじみのキャラクター達の模型、制作過程の映像、何やら面白そうな体験型展示物がたくさん!
ワクワクが止まりません!
館内は全て写真撮影OKなので、いっぱい撮りまくっちゃいましょう♪

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ピクサー映画の制作工程
ピクサー展では、実際に8つの制作工程を体験できます。

①モデリング

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バズ・ライトイヤーの模型
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ロボットの組み立て体験
まずはキャラクターの形をつくるモデリングです。
このコーナでは、バーチャルブロックで3Dモデルをつくったり、実際に手を動かしてロボットの模型をつくったりできます。
子ども達は特にロボットの模型作りが楽しかったようです。

②リギング

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サリーとマイクの模型
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ジェシーの表情をつくる体験
リギングとは、キャラクターに仮想の骨や関節、筋肉をつくることだそうです。

ここで特に面白かったのは、『トイ・ストーリー』シリーズのジェシーの表情をつくるワークステーション!
眉、上まぶた、下まぶた、瞳を設定することで、さまざまな表情がつくれます。
微妙な角度の違いによって、全く異なる表情に見え、奥が深いと感じました。
うちの子ども達はわざと変な表情をつくっては爆笑していました。

③サーフェイス

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ボンネットの見た目を変える体験
サーフェイスは、表面を加工し、光沢や錆びなどを表現する工程です。
ここでは、『カーズ』のラモーンのガレージで、ボンネットの見た目を変える体験などができます。

④セット&カメラ

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『ウォーリー』のセットをカメラで覗く体験
セット&カメラコーナでは、バーチャルカメラで3Dの世界を覗く体験ができました。

⑤アニメーション

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コマ送り体験
キャラクターに演技をつけるアニメーションコーナー。
『Mr.インクレディブル』のコマ送り体験はパラパラ漫画のようです。

⑥シミュレーション

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魚の群れの動きのシミュレーション体験
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液体の動きのモデル化体験
シミュレーションでは、コンピューター・プログラムで髪や服を動かします。

子ども達がハマっていたのは、魚の群れの動きのシミュレーション体験。
魚同士の距離や群れの数、魚の向きを設定することで魚をコントロールし、多種多様な群れのパターンをつくれるのが、単純ながら興味深かったです。

⑦ライティング

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『ファインディング・ニモ』のドリーで照明効果体験
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光を調整してシーンの雰囲気を変える体験
ライティングでは、明かりを調整することで、雰囲気とリアリティを引き立てます。
実際にやってみると、想像以上に照明によって印象が全く異なり、驚きました!

⑧レンダリング

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レンダリングの様子
レンダリングコーナーでは、バーチャルな3Dシーンを2Dイメージ画像に変換して最終的な映像にする仕上げ作業の様子を知ることができます。



これで、展示は全て終了です。

いやー、実に面白かったです!

展示会のサブタイトルが「いのちを生みだすサイエンス」だけあって、科学的・数学的な視点から解説がなされており、大人も十分に見応えがある展示内容でした。

かといって、直感的に触って体験できる展示物ばかりなので、科学的な知識がない子どもでも問題なく楽しめます。

私も、ピクサーのおなじみのキャラクター達や映像が、さまざまな工程を経て、多くの人々の手によって実際につくられていることを知り、胸が熱くなりました。

また映画を見直したくなりますね!

4.グッズ情報

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缶バッチコレクション(440円)
出典:ピクサー展公式サイト
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マンハッタンポーテージのショルダーバッグ(8,250円)
出典:ピクサー展公式サイト
展示ブースを出るとグッズ会場があり、ここでしか手に入らないグッズが多数販売されています。

缶バッチコレクションやフィギュアなど手頃なものから、マンハッタンポーテージやニューエラなどとのコラボアイテムまで、さまざまなグッズがありますので、ぜひチェックしてみてください!

5.先着特典あり

ピクサー展では、先着特典が存在するので、欲しい方は早めの来館がオススメです。

月曜日は、2,000円以上の商品を購入した先着100名に、オリジナル下敷きのプレゼントがあります。

また
火曜日〜金曜日は、先着20名にオリジナルクリアファイルの配布を行っています。

6.まとめ

本記事では、東広島市立美術館で開催中のピクサー展をご紹介しました。

一般的な原画展などとは異なり、見て、触って、体験できる展示会なので、大人はもちろん、小さな子どもでも飽きずに最後まで楽しめると思います。

3月27日(日)まで開催しているので、気になった方はぜひ会場に足を運び、「ピクサーのひみつ」を体験してみてくださいね♪

名称
PIXARのひみつ展 いのちを生みだすサイエンス
会期
2022年2月11日(金)~3月27日(日)
時間
9:00~17:00(入館は閉館の 30 分前まで/会期中無休)
会場
東広島市立美術館(広島県東広島市西条栄町9番1号)
観覧料
一般 1,500 円、高大生 1,200 円、小中学生 800 円
※学生は要学生証提示
※未就学児無料
※後期高齢者医療被保険者証・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けられている方は無料
※前売りは販売終了
公式ホームページ
こちら
東広島市立美術館公式Twitter
こちら
(担当ライター:たかはしみか