プラバン+レジン加工で世界にひとつの子どもの絵を残そう♪

この記事は2021年3月12日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
保育園や幼稚園で描いた絵、チラシの裏に何気なく描かれた絵……。
いつまでも大切にとっておきたいと思う瞬間がありますよね。

しかし、大きな絵ほど場所を取り保存に困ったり、いつしか色褪せたりなくなったり。
それなら思い切って、かわいいアクセサリーやオブジェにして残しませんか?
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「yuzuchicchi」とは

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「子どもが描く、純粋で素直な、どこかワクワクする楽しい絵が大好き。そこにはもう、未来しかない、って思うんです。子どもの存在は、私にとって癒しでもあり、実は刺激でもあります。作家活動にヒントをもらうこともたくさんあります」と笑顔を見せるのは、「yuzuchicchi」(ゆづちっち)の小田史織さん。
自身も2人の子どもの母親です。

ハンドメイド好きの母親の影響で、史織さん自身も手仕事が得意。
布小物、刺繍などのほか、AtelierTesoro(アトリエテゾーロ)名でレジン作家として約10年前から活動しています。
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「yuzuchicchi」は、史織さんが2021年1月に新たに立ち上げた作家活動のブランド名。
由来は、2人のお嬢さんのニックネームを繋げたもの。
プラバン(プラスチック板)+レジン加工で、その瞬間にしか描けない世界に一つの子どもの絵を、アクセサリーやキーホルダー、オブジェに加工してくれます。

「AtelierTesoro」のInstagramで、まずは15人のモニターを募集した小田さん。
すると、たった1日で枠が埋まるほどの大反響。

「子どもがかわいいと喜んでいます」
「描いた当時を思い出して懐かしく、涙が出そうでした」

「成長すると、だんだん好きなイラストの真似をしたり、上手に描こう失敗しないように描こう、という感情が芽生えてきたりします。しかし、そんなこととは無縁の子ども達の絵はどれも羨ましくなるくらい素直な楽しさが溢れていてすてき。依頼してくださるママたちが、『実はこの絵は……』と、その時のエピソードを語ってくださるのも、とっても楽しみで」と話す史織さん。

例えばチラシの裏のちょっとしたお絵かきでも、もしかしたら「初めて丸を描いた記念」かもしれないし、「初めてクレヨンを触った日」かもしれません。

思わず私も、わが子の作品を史織さんに託してみたくなりました!
押し入れの中に埋まっている、わが子の迷作、いや名作をこの機会に!
こんなことでもないと、遠い昔の作品など見ることがないかもしれません。

最近は「作品バッグ」なるものに全て入れてあるので、便利な一方、そこにあることに安心して、なかなか見ることがないという人も多いのでは?
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こちらが、現在反抗期真っただ中の娘が幼稚園で描いた「ママ」の似顔絵。
あの頃はかわいかったのに(涙)
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左側が、かつて息子が「母の日」に幼稚園で描いてくれた「ママ」の似顔絵。
右側が、小田さんが丁寧に写し取ってくれた似顔絵。
懐かしくてじーーんとします。
これがどんな作品になるのか、ワクワクします。

オーダー方法

Instagram @tesoro.1223(アトリエテゾーロ)のDMから。

作風に理解の上、制作依頼をしてください。

始めに「全体がよく分かる子どもの絵の写真」をDMもしくはメールで送ってください。
写メでもスキャンデータでもOK。
加工は①ブローチ②キーホルダー③スタンドの3タイプ。
1点1,500円~。
納期は約2週間。
出来上がりの大きさは、名刺サイズの範囲内で指定できます。

希望の場所に名前を入れたり、お任せで「きらきらデコレーション」を施したりもできます。
色や雰囲気について相談可能で、途中経過を見せてもらえます。

相談のうえ、近郊の人は直接受け取りも可能。200円で郵送も対応してくれます。
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左上/元の絵
左下/プラバンにトレースして切り抜いたところ
右上/元の絵
右下/プラバンにトレースして切り抜いたところ

忠実にトレースしてあるのがよく分かります。うれしい……。
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プラバンにトレースした絵は、丁寧に切り抜いて色を入れます。
優しい肌色に見せるのも、小田さんの腕のおかげー!
このあと、オーブンで焼成し、重りを置いて冷やし固めます。

裏面にアクリル絵の具を重ね塗りしたら、いよいよ表面をレジン加工!
レジン液をたらし、3~4回レジン加工を繰り返すことで、強度が増し、ふっくらとした、見た目もかわいらしい作品が出来上がります。

私は、表面にデコレーションをお願いしました。
途中経過を見せてもらえるので、ワクワク感も倍増です。
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オーダーから10日後、手元に届いたのがこちら。
私はキーホルダータイプをお願いしました。
信じられないくらいかわいい!!懐かしい!
子どもたちに見せたところ「こんなの描いたっけ?」「懐かしい」という思い出話になったあと、「これならママも寂しくないね」と……。そうだね……涙。
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史織さんが「yuzuchicchi」を立ち上げたきっかけも、実はわが子の絵だったのだそう。
わが子が楽しそうに描いていた「クリームソーダさん」の絵が気に入った史織さんは、まずはぬいぐるみを制作し(左)、次にプラバン+レジン加工でキーホルダーに(右)。
「自分の描いた絵がぬいぐるみになって、娘は本当に喜んでいました!キーホルダーは私が使いたくて作りました。今もお気に入りのバッグに付けて使ってます」

まさに、史織さんの「yuzuchicchi」の原点ですね。

子どもたちの、今しかない絵を、すてきな形に残すお手伝い。
世界で一つ、唯一無二の作品を丁寧に作り上げてくれる「yuzuchicchi」に注目です。
Instagram 

Yuzuchicchi @yuzu.chicchi

AtelierTesoro @tesoro.1223
(担当ライター:門田聖子