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徒歩通園はじめて2か月。わが子の成長記録
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今年の春。
3年通った幼稚園を卒園し、晴れてピカピカの1年生になるわが家の末っ子。
しっかり者の長女にいつも甘える、3月生まれちゃっかり者の次女さんです。
体も小さく、母としては、春から大きなランドセルを背負って歩いて登校できるのか不安でしかたありません。
残りわずかの幼稚園生活を、わたしもじっくり味わって過ごしたいと思い、今年に入り、徒歩で通園するようになりました。
1月からはじめて、約2か月。
雨の日も、寒い日も。徒歩通園したことで、わが子のたくましさが日増しに成長していく姿を感じたので、記事にしてみようと思いましたので、お付き合いください!
わが家の次女について

わが家には、小学3年生の長女と、幼稚園年長の次女がおります。
長女は、しっかり者で、完璧主義なところがあるのに対し、次女はというと正反対!
自分でやろうとせず、人にお願いして、「やってもらう」のが当たり前。
幼稚園でも「もう少し自分でできるようになると、小学校行っても心配ないんですけどね」とアドバイスをいただくほど。
わたしは、「まわりの友だちに助けてもらいながらゆっくり成長してくれたらいいよ~」なんて、のんびり構えていましたが、いよいよ小学生目前となり、自信がつくことを母として何かしてあげられることはないか、と考えるようになりました。
体も小さく、運動神経もものすごくいいわけではないのですが、鉄棒やなわとびなど、積極的に自ら「やりたい!」という気持ちが芽生えはじめているように感じるようになりました。
季節がら、寒さもあり、こういう時こそ、体を積極的に動かそう!と一念発起し、徒歩通園にチャレンジすることにしました。
わが家から幼稚園へは自転車で10分。大人が歩いて20分の道のりです。
のんびりゆっくり歩くことも想定し、30分の徒歩通園。わが子以上に、わたしが続けられるのか、不安もよぎりましたが、無理のない範囲内でやってみることにしました。
運動遊びを教えてもらう
徒歩通園をはじめたのは、1月中旬。
寒さが一番厳しい時期でした。子どもよりもわたしの方がココロ折れそうになります。
そんな時わが子から「幼稚園でギャロップ習ったから、ギャロップ教えてあげる!」といわれ、ぎこちなく足を交互にステップさせながらやって見せてくれました。
わたしも数年ぶりのギャロップ。やってみました。体が重い・・・。
スキップや、反対歩きなど、幼稚園の運動遊びで教わったさまざまな動きをやって見せてくれます。
「いつの間にスキップできたんだろう」さっそく子どもの成長を感じることができました。
そうこうしているうちに、体がぽかぽか温かくなってきました。
季節を感じるたのしさ

徒歩通園を続けていくと、季節の移り変わりを感じることが増えてきました。
ふくふくと膨らんでいくつぼみの様子を観察しては、「ここが今日は咲いたね!」と、朝から大興奮。
こういった日常の景色の中から、自然の営みを感じ、知っていくことは、感性の高い幼少期にたくさん体験させてあげることは大切だな、と感じました。
また、目からだけでなく、香りや触れる風の温かさで春の訪れを感じることもでき、五感が研ぎ澄まされていく感覚を覚えました。
近所の人とのふれあい

毎日歩いて通園するようになると、犬を散歩させている人や、お店の準備をしている人や、お散歩中のおばあちゃんなど。たくさんの人から「おはよう」と声をかけてもらうようになりました。
いつもなら恥ずかしがって、もじもじする次女が大きな声で「おはようございます!」と言っている姿にいちいちウルウルしてしまいました!
また、月の初めに「朔日参り」へ、氏神様に立ち寄ってみることにしました。
宮司さんもいらして、神社はいつもより人の出入りがありました。そこで、地域の人たちとふれあうこともできました。
地域の人たちの子どもを見守る温かさを感じ、小学校への登校の心配も一気に吹き飛びました。
ゲーム感覚も取り入れて楽しみながら歩く

30分も歩くだけだと、大人でも飽きてしまいますよね。子どもならなおさらです。
退屈しないように、「遊び」を入れて飽きがこないように徒歩を楽しみます。
次女がお気に入りなのは、地面のマンホールを踏むと得点になる、というゲーム。
次のマンホールが見つかったら、そこ目がけて走り、先に踏んだ方が得点ゲットという、誰しも登園、登校時やったであろうゲーム。
先の遠い「幼稚園」をゴールにしてしまうと、果てしなく遠い気がしてしまいますが、目先のゴールを何個か用意してあげると、子どもたちは喜んで進んでくれますよね。
単純なわが子はその作戦であっという間に幼稚園にたどり着くことができました。
2か月経過したわが子の成長

はじめた頃は「今日は自転車で行きたい~」と何度も弱音を吐いてはいましたが、幼稚園に到着するころは「歩いて行くのたのしい!」と達成感を感じているのが印象的でした。
登園中「疲れた」や「歩きたくない」と駄々をこねるは全くなく、黙々と歩いている姿をみることができて、「これなら、小学生になっても大丈夫だな」と一安心できました。
まとめ
「徒歩通園はじめて2か月。わが子の成長記録」をお伝えしてきました。
春から小学生になり、子育てとしてはひと段落するとはいえ、子どもが自立していく姿は親として少しだけさみしさも感じるものですね。
温かい次女の手をつないで歩いた徒歩通園。とってもいい思い出ができたように感じています。
ぜひ、これから季節も過ごしやすくなるので、通園やお散歩を通じてお子さんとコミュニケーションをとってみるはいかがでしょうか?