この記事は2021年3月29日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
少しずつ日差しが暖かくなってきて、子どもとのお散歩が楽しい季節ですね♪
空の色、雲の形、道路標識、ポスター、看板、工事現場…。
子どもと一緒に歩くと、普段は気にも留めなかったたくさんの発見と不思議に出会います。
その中でも我が子達の関心が特に高いのが、道端に咲く花や植物です。
3歳の息子はもちろん、1歳の娘も「コレ!コレ!」と気になる花や植物を一生懸命に指差します。
桜、たんぽぽ、チューリップなど、一般的な花の名前くらいは教えてあげられますが、残念ながら私は花や植物に詳しい方ではないので、パッと見ただけでは分からず、首をひねることも少なくありません。
そこで最近私が導入したのが、スマホで撮影した写真から検索できる植物図鑑アプリです。
これがなかなか便利なので、みなさまにもご紹介します♪
植物図鑑アプリってどんなもの?
植物図鑑アプリとは、植物の名前や特徴を調べることができるアプリです。
簡単に私の考えるメリットとデメリットをご紹介します。
植物図鑑アプリのメリット
その場でスマートフォンをかざしたり写真を撮ったりするだけで検索できる
植物図鑑アプリを入れる前は「家に帰ってから調べようね」と言っていたのですが、実際のところ、家に帰ると親子ともに忘れてしまうことも多く…。
その点、アプリだと気になったらスマートフォンのカメラ機能を使ってすぐに調べて疑問を解決できます。
さらに植物の特徴なども書いてあるので、手軽にプラスアルファの情報も得られて親子の会話も弾みます。
オフラインで利用できるアプリもあるので、山などで携帯電話が圏外のときも検索可能です。
育て方が調べられる
例えば私は独身時代からベンジャミンを育てているのですが、アプリで置き場所や水やりの頻度や植え替え方法など、育て方が調べられるので参考にしています。
SNSで植物好きの人とつながれる
アプリによってはSNS機能があり、撮影した写真を投稿したり、他のユーザーに「いいね」を押したりコメントしたりできます。
植物図鑑アプリのデメリット
必ずしも正確とは限らない
写真で撮影した場合、明らかに違う名前を提案されることがあります。
ただ、これはAIが判定している以上、ある程度は仕方がないとも思っています。
私の場合、植物図鑑アプリを使う目的が、子どもとのコミュニケーションや彼らの自然に対する興味関心を高めることなので、それほど正確性は重視していないこともありますが。
後述しますが、私はメインの植物図鑑アプリのほかに、もう一つ植物図鑑アプリを入れています。
そして、メインのアプリで提案された名前が明らかに違いそうなときは、もう一つのアプリで検索してみることもあります。
子どもと一緒に「どっちが正確かなぁ?」と話し合うのもクイズのようで楽しいですよ。
実際に私が使っているアプリ
『PictureThis:撮ったら、判る-1秒植物図鑑』
私が普段、主に使っているのは
『PictureThis:撮ったら、判る-1秒植物図鑑』というアプリです。
「正解率98%の高い精度で写真から判別」とうたわれている通り、私がいくつか試したアプリの中では、正解率が比較的高いと思います。
植物の特徴やお世話の方法のほか、その花に関連する俳句や花言葉なども紹介されているのが面白いです。
PictureThis:撮ったら、判る-1秒植物図鑑
開発元:Glority Global Group Ltd.
無料
『GreenSnap』
もう一つ使っているのは
『GreenSnap - 植物・花の名前が判る写真共有アプリ』です。
植物の名前を調べる際「みんなにも回答を聞く」にチェックしておくと、AIの写真判定で分からなかった植物も他のユーザーが教えてくれるのが特にありがたい機能です。
GreenSnap - 植物・花の名前が判る写真共有アプリ
開発元:GREENSNAP, INC.
無料
アプリ片手に春の公園をお散歩しよう♪
実際に『PictureThis:撮ったら、判る-1秒植物図鑑』で花の名前を検索しながら近所の公園をお散歩してみました。
まずは白くてかわいらしい花が群生していたのでパチリ。
こちらは『ハナニラ』という名前だそうです。
「葉の匂いをかぐとニラのような香りがするため、ハナニラ(花韮)と呼ばれるようになりました」と書かれていたので、子どもと一緒に匂いをかいでみると、確かにニラに似た青くさい匂いがします。
次は、こちらの黄色いお花。
タンポポより少し花の大きさが小さく、丈も長めです。
『オニタビラコ(鬼田平子)』というそうです。
花はよく見かけたことがありますが、名前は初めて知りました。
続けて、こちら。
『オオイヌノフグリ』という名前は知っていますが、せっかくなので撮影してみます。
解説を読むと「花は小さな青い瞳に見えるため『星の瞳』という別名もあります。」とのこと。
この別名は知りませんでした。なんだかロマンチック♡
最後にこちらのお花。
『ボケ(木瓜)』です。
「うそ寒き 風やぼけのみ 木瓜花」と小林一茶も一句詠んでいるとか。勉強になりますね。
まとめ
毎日通っているあの道も、道端の花や植物の名前を知ると違って見えてくるかもしれません。
今回ご紹介したほかにも、自分だけのオリジナル図鑑が作れるアプリや、花の色や生息地などから調べるアプリなど、さまざまな特徴のあるアプリがあります。
ぜひご自身の使い方に合った植物図鑑アプリを探してみてくださいね♪
みなさんのお散歩が楽しいものになりますように!