また別の機会に書かせていただければ、と思っていますが、実は息子は出生時に色々ありました。
出産後個人クリニックから救急車で総合病院に運ばれ、NICU(新生児集中治療室)に1ヵ月入院していました。
そんなこともあって最初は1ヵ月予定だった育休を夫は2ヵ月に延ばし取得してくれました。
では息子が家にいない最初の1ヵ月は何をしていたのか?というと三食の食事作りをはじめ、買い物や掃除まで家事全般を請負、私の面倒を看てくれていました(笑)
私は息子の入院で精神的に参っていたこともあり夫にとても支えられました。
家事等をしてくれるのもそうですが四六時中一緒にいてくれたことでどれだけ救われたことか。
私はと言うと夫の作ってくれたバランスのいい美味しいご飯を食べひたすらおっぱいを絞るのみ。
そして毎日昼過ぎには息子の入院する病院に二人そろって通っていました。
毎日病院に登場する夫。
NICUの看護師さんにも「こんなお父さんはいない!」とひたすら褒められていました。
(本音を言うとなんで母親は育児して当たり前なのに父親は育児に積極的に参加すると”育メン”なんてもてはやされるのか?と思ったりもしていましたが、勿論感謝の気持ちいっぱいなのでそれを夫に伝えることはありませんでしたよ。)
息子が退院した2ヵ月目からは一緒におむつ替え、ミルク、着替え、お風呂など二人で一緒に子育てをしてきました。
恥ずかしいことに夜寝ている時は私より先に夫が息子の泣き声に気が付いたりするんですよね(笑)
そしたらこっそりおむつ替えをしてから申し訳なさそうに「おっぱいあげて」と私を起こす、という夫でした。
それが朝方だと息子と一緒にリビングに移動してこっそりミルクをあげて私を少しでも寝せてくれたりしていて本当に「できた夫だなあ」と感謝していました。
夫が育休明けで職場復帰する時は「一人で育児できるかなあ」と不安に感じたくらい、夫は息子のお世話が上手でしたし私の精神的な支えになっていたと思います。
夫が育休を取ってくれ一番良かったことは「父親が自分の仕事として主体的に育児に関わってくれるのが当たり前となったこと」かなと思います。
「手伝うよ」なんてニュアンスは夫にはないですね。
その後主体的に育児に関わる姿は今も続いていて本当に有難いなあと感じています。