【電動鼻水吸引器】って実際どう?買ってよかったベビーアイテムレビュー

この記事は2025年1月31日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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子どもが生まれて購入を悩むものの一つと言われる 電動鼻水吸引器。 
鼻が詰まって苦しそうな赤ちゃんを見ると、何とかしてあげたいと思いますよね。 
でも「嫌がって使わないかも」「本当に必要なの?」と 結構いい値段もするし、購入は迷うところ。 
私もその一人でしたが、実際購入してみて 「早く買えばよかった」と思える程、親子ともに楽になりました。 
我が家での体験を通して、電動鼻水吸引器の実際をお伝えします。

▼この記事を読んで分かること
◎【電動鼻水吸引器】の違いが分かる。
電動鼻水吸引器の使い方や騒音などを含めた使用の実際が分かる。
電動鼻水吸引器を使用する際の注意点が分かる。

この記事を読めば、電動鼻水吸引器の使用方法と使用開始後の様子が分かるので、ぜひ参考にしてみてください。

1.電動鼻水吸引器とは?

電動鼻水吸引器は、電力を使って鼻水を素早く吸い取る機械で、ネバネバしてとりにくい奥の鼻水も吸引できます。

どんな種類がある?

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電動鼻水吸引器は主に2種類あります。 

1. 据え置きタイプ(コンセント式) 
据え置き型は、病院の鼻吸引器に近い強力な吸引力で奥の鼻水までしっかり取ることができます。
2. ハンディタイプ(充電・電池式) 
コンパクトで持ち運びしやすいハンディタイプは据え置き型より吸引力が弱めですが、コードレスで外出先でも使えます。

我が家では主に家のみで使用するため、コンセント式据え置きタイプの電動鼻水吸引器を使用しています。

2.電動鼻水吸引器の購入に至ったきっかけ

我が子ですが、 出産2日目からくしゃみ がはじまり、産後1ヶ月健診までずっと鼻がグズグズしていました。 
眠ろうとしても鼻が詰まって眠れず、ミルクも飲みにくそうな様子で親としても1日中心配な日々。 
ようやく来た1ヶ月健診で、小児科の先生から 「生まれつき鼻が詰まりやすい子なので、こまめに鼻水を取ってあげてください」と言われた事をきっかけにまずは試しに使ってみるつもりで電動鼻水器を購入することにしました。

3.電動鼻水吸引器実際の使用感は?

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電動鼻水吸引器を使用する前は、新生児だったこともあり特に鼻の穴が小さかったので、鼻水も吸いにくく綿棒でとるのも一苦労していました。 
しかし電動鼻水器を実際に使用すると、吸引する間こそ嫌がりますが、 鼻水が取れたあとはスッキリするのか気持ちよさそうに寝てくれるようになりました。 
ミルクもしっかり飲めるようになり、鼻水が詰まって目覚めることが少なくなったことで、親子ともに睡眠不足から解放されたように感じています。

だれでも迷わず使えるシンプル操作

電動鼻水吸引器の使い方
①本体の背面にあるスイッチを入れる 
②鼻水がチューブにくっつかないよう水を10~20cc程度吸引 
③小鼻の横をひっぱり鼻の穴を広げる 
④顔に対して90°になるようにノズルを鼻に入れて吸引 
⑤水を吸ってチューブ内をきれいに 

我が家の電動鼻水吸引器は、ジュースを強く吸う程度の圧で、
一度に吸う時間はは3~4秒程度にとどめ、何回かに分けて吸っていきます。
奥に詰まったネバネバしている鼻水は、チューブについたクリップを押さえたまま鼻に入れて離すと一気に圧がかかるので勢いよく取ることができます。

騒音は隣の部屋まで届かない

電動鼻水器といえば気になるのが音の大きさ。 
我が家で使用している電動鼻水吸引器は50デシベル以下と、 エアコンの弱~中の風速と同じくらいの大きさです。 
使っている本人は少し気になりますが、夜間でも隣の部屋で扉を隔てて寝ている家族は気が付かず起きることはありません。

子どもが大きくなっても使用できる

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電動鼻水器といえば、赤ちゃんというイメージがありますが、実は大人でも使用可能です。 
「子どもが大きくなったら鼻を自分でかめるし、使わないかな」と思っていたのですが、既に自分で鼻をかめる上の子も使用してみて、鼻が楽になるのを実感できたそうで鼻が詰まると自ら鼻水を吸引をしています。 
鼻水を取り除くことは 風邪の悪化予防にもつながるので、我が家では兄弟で積極的に使っています。

4. 電動鼻水吸引器使用の注意点

吸いすぎに注意

説明書には、一度の吸引は3~4秒とあり、それ以上長く吸うと鼻の粘膜が傷ついてしまうことがある ので注意です。 
奥深く鼻水が詰まっているとついつい深追いしてしまうもので、我が子も鼻血が出てしまったことがあります。 
湿らせた綿棒で鼻の入り口を湿らせたり、お風呂上がりなど取れやすいタイミングを狙ったりするのも対策の一つです。

吸っていない方の鼻は塞がない

両方の鼻が塞がってしまうと耳に負担がかかってしまいます。 
両方鼻が詰まっている場合は、左右交互にこまめな吸引を繰り返すとちょっとずつ取れてきます。

チューブ内の鼻水はすみやかに流す

チューブに鼻水がとどまったままにしていると固まって取れにくくなります。 
吸引の前後に水を吸って鼻水のくっつき予防をしても チューブに残る場合は、水を吸いながらクリップで揉んでみると取れることも。 
我が家ではチューブ内で固まって動かなくなった鼻水は、ぬるま湯と中性洗剤でふやかしてとっています。

兄弟で使用する場合はノズル交換を

兄弟で使用する場合は、感染予防のため1人1個ノズルの交換か、なければ消毒を。 
兄弟どちらも使っているとやってしまいがちですが、こまめな交換が大切です。

4.まとめ

我が家では電動鼻水器は「もっと早く使い始めたらよかった!」と思えるほど便利でした。
風邪や花粉の季節に大活躍するので、赤ちゃんの鼻水に悩んでいる方にはぜひおすすめです。
家庭によって必要度はさまざまですが、私の体験が赤ちゃんの鼻水に悩んでいるパパやママの参考になれば幸いです。 

(担当ライター:nami