英検って役に立つ?

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こちらの記事をお読みの方で、実用英語技能検定(以下英検)をお持ちの方はいらっしゃいますか?
学生時代に英検の勉強をされた方、お子様が英検に挑戦中、もしくはすでにご自身で英検を取得した方もいらっしゃるかもしれません。今回の記事では改めて英検についてご紹介したいと思います。


■英検とは

英検は幅広い世代が受験している国内最大級の英語検定試験の一つで、累計1億人以上の方に受験されています。日本では最もメジャーな英語検定試験といえるかと思います。私自身も英検1級を取得しましたが、読む・書く・話す・聞くという技能に加え、論理的思考力や時事に関する知識、コミュニケーション能力などが求められます。自分の英語力を計るだけでなく、次の級に向けて勉強するという目標としても活用できます。


■本園が取り組む英検 Jr.

英検は最も低いレベルの5級でも中学初級程度とされています。小学生を対象としたものとして英検Jr.という試験もあります。社会福祉法人宙が運営する3つの園では、年長までに英検Jr.の試験を受けることができます。本園では外国人講師が担任となり、子どもたちが日常的に英語に触れる機会があります。英検Jr.で高い得点を目指すというよりは、日々英語に楽しみながら触れる中で獲得した英語力を試す場として活用しています。筆記試験に慣れていない子どもたちなのでどうしても難しいこともありますが、なかには驚くような優秀な成績を修めるお子さんもいます。


■幼児期に英語力を育てること

幼児期に英語を学ぶということについて、様々な考えを持つ方がいらっしゃいます。私自身1歳から5歳までの幼少期を海外で過ごしたことが今の英語力の基盤となっていると考えており、教員としても幼少期から複数言語に触れることでバイリンガルやマルチリンガルになるお子さんをたくさん見てきました。また、幼少期に外国人と触れ合ったり異文化を体験したりすることで、多様性への理解や視野の広い人間性を育てることにつながります。


■様々な英語力検定試験

英検以外にも、TOEIC・TOEFL・IELTSなど様々な英語力検定試験があります。世界の名門大学を受験するためには英検だけでは不十分なことも多々ありますので、ぜひ将来海外で活躍したい方は様々な英語力検定試験に挑戦してみてはいかがでしょうか。


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