国際バカロレアの目指す 主体性の育成
■国際バカロレアの目指す教育
国際バカロレア(IB)は、158カ国、5402の教育施設で7232のプログラムが提供され、現在も世界中で導入数を急速に増やす、世界的に評価の高い教育プログラムです。IBには、子どもたちをどのように育てるかという指標として、10の学習者像を掲げています。10の学習者像とは次の通りです。
・探求する人
・知識のある人
・考える人
・コミュニケーションができる人
・信念をもつ人
・心を開く人
・思いやりのある人
・挑戦する人
・バランスのとれた人
・振り返りができる人
子どもたちの目指すべき姿として、IBを導入している園・学校はこの10の学習者像を念頭に置いて教育にあたっています。
・探求する人
・知識のある人
・考える人
・コミュニケーションができる人
・信念をもつ人
・心を開く人
・思いやりのある人
・挑戦する人
・バランスのとれた人
・振り返りができる人
子どもたちの目指すべき姿として、IBを導入している園・学校はこの10の学習者像を念頭に置いて教育にあたっています。
■Student Agencyとは
前述学習者像に加えて、IBが重視する子どもの力があります。それが主体性です。これまでの教育は、教師が一方的に情報を伝える教師主導のものでした。しかし、これからの教育は子ども主体の学びが重要だと言われています。これをIBではStudent Agencyという表現をしています。Student Agencyとは、自らが学ぶことについて発言し(Voice)、学ぶ内容を選び(Choice)、その学びに責任を持つ(Ownership)ということです。
■保育園、こども園で育む「子どもの主体性」
IBは3歳から始まります。ところが、保育園やこども園は0歳から子どもたちを受け入れます。本園が乳児と呼ばれる0歳〜2歳までの保育で大切にしたいことが、愛情たっぷりで育てられることによって得られる自己肯定感です。自己肯定感の高い子どもは、そのままの自分を認め受け入れられることで、失敗を恐れず様々なことに果敢に挑戦することができるようになります。自ら学びを作り上げる主体的な学びにおいて、この自己肯定感はとても大切な要素となります。自分に自信が持てず、失敗を恐れてしまっては、自ら学びを作り上げることは難しいからです。本園では、0歳〜2歳で自己肯定感をしっかりと伸ばし、3歳〜5歳の幼児期にIBのStudent Agencyを大切にした主体的な学びを実現することで、法人の理念となる「世界で輝くことのできる生きる力の育成」を目指します。