〜厄払いにちまきを食べよう!〜 端午の節句

ちまきといえば「端午の節句」ですね。ちまきは中国から伝わってきたもので、難を避ける厄払いの力があるとされています。茅(ちがや)の葉が使われ、「ちがやまき」とも呼ばれるようになり、だんだんと「ちまき」と呼ばれるようになりました。現代では手に入りやすい笹の葉で巻くことが多くなっています。

ちまき(3本分)

『ちまき』


【 材料 】


上新粉…90g 餅粉…10g
砂糖…30g  水…100g
笹の葉…6枚 井草…3枚


【 作り方 】


<下準備>
①井草は熱湯でサッと茹で、笹の葉は水洗いし、共にたっぷりの水に漬けておく
②蒸し器に水を入れて沸かしておく

<作り方>
①上新粉・餅粉・砂糖を入れたボウルに水を加えてしっかり混ぜ合わせ、全ての水分を吸わせる
②湯が沸騰した蒸し器に、さらしを敷いて①を小分けして並べる
③蓋をして強火で15分蒸す(生地に透明感が出て一部を食べてざらつき感がなければ蒸しあがり)
④さらしごと取り出し、生地が滑らかになるまでしっかり練る
⑤生地を3等分にして手水をつけながらこねて表面をきれいに整え、円錐形にする
⑥生地1本につき笹の葉2枚を広げて包み、井草で巻く(下記参照)
⑦再度蒸し器の湯を沸かし、⑥を並べて強火で10分蒸す
⑧氷水にとり(ちまきに弾力が出る)水気を切って出来上がり


ちまきの巻き方

ちまきの巻き方_1
①笹の葉を2枚広げて生地を置きます。


ちまきの巻き方_2
②生地を笹の葉で緩みのないように巻き込みます。


ちまきの巻き方_3
③井草を仕切りに笹の葉の上余分を手前に折り込みます。


ちまきの巻き方_4
④井草を2~3回ねじります。


ちまきの巻き方_5
⑤井草の短い方と笹生地を、長い井草できつく巻きます。


ちまきの巻き方_6
⑥最後はとけないように輪を作って締めます。





瀬川恵理子さん