小学校に入学する前には保護者の方は、色々な心配をされるのではないでしょうか。まず、大きく変わるのは、登校の方法です。通園バスや保護者の送り迎えだったものから大半の児童は一人で歩いたり、友だちと通学したりします。次に、自分の荷物は自分で持ち、自分の責任で管理します。そして、最も大きな変化は、遊び中心の園生活から時間を決めて勉強やその他の活動をする毎日になることです。なぎさ公園小学校では、入学前に次のような大切なことをお伝えしています。
小学校入学を前に
学校生活を楽しもう!
学校までの道のりで見るもの、聞くもの、触るもの子どもたちにとっては発見の数々。親子で一緒に歩きながら見つける喜びは安心感に。学校までの道のりが楽しみになるような言葉かけがあれば、なおうれしいことです。道順を覚えるだけでなく、一緒に歩いてみると色んな発見があるものです。朝焼けの美しいこと、桜並木のきれいな草花、鳥のさえずり、夕焼けの空など、自然から学ぶことを大切にする学校にこれから通う子どもたちです。
すすんであいさつをしよう!
あいさつや返事は、社会生活の基本。はきはきとした、元気なあいさつは、気持ちがよいものです。親が率先して、明るくあいさつするようにしましょう。「おはようございます」だけではなく、「ありがとう」「ごめんなさい」を自分から言えるようになったり、困ったことも伝えられたりするとなお良いことです。表現力の育成に力を注ぐ学校にこれから通う子どもたちです。
集団の一員としての自覚を!
子どもたちが毎日続けられる手伝いを一緒に考えましょう。人のために働くことの喜びを味わい、自分に自信を持つことになります。小さくとも、社会の一員としての振る舞いを身につけるようにしましょう。図書館など大勢の人が集まる場所へ家族で出かけたり、お年寄りや身体の不自由な方に接する機会を持ったりすることも大切です。これから、世界中のいろいろな人々と友だちになる子どもたちです。
生活リズムを大切に!
規則正しい生活習慣、生活リズムを身につけましょう。「習慣づけ」は、日々の積み重ねが大切です。よい生活習慣が身についた子どもは学校で自信を持って何事にも取り組み、力をつけていきます。十分な睡眠や余裕をもった朝の仕度、一日のエネルギー源となる朝ごはん等々生活リズムをつくっておきましょう。これから、たくましいリーダーに育つ子どもたちです。
