小学校の入試は10月の終わりから11月の初めにかけて行われます。中学校入試は年明けからですから、秋のこの時期に行われるのを知って驚かれる方もいます。学校ごとに入試日程が異なりますので受験をお考えの方は、調べておくことをお勧めします。
この夏も新型コロナウイルス感染症感染拡大の勢いは収まらず心配が続きました。そのような中、受験生も保護者の方も、そして学校も感染対策を講じながら入試準備を行っています。入試前の各種の説明会は大切な情報を得る機会です。積極的に参加するとよいでしょう。
コロナ禍での小学校入試
学校説明会や入試説明会
コロナ禍以前には、一度に百名以上の参加者を集めて説明会やプレスクール(学校体験会)などを行っていました。なぎさ公園小学校では、今は少人数で1部、2部、3部に分けて効率よく行うことにより、時間を短縮し、参加者同士の接触を減らす工夫をしています。申し込みの時に体験したい教科(国・算・社・理・英)の中から一教科を希望して授業体験を受けます。一つの教室に10名程度ですから充分間隔をとることも可能。保護者は、この時間を利用して講堂で学校の教育方針や特色、入試の実際などについて説明を受けます。その後の30分間で個別相談や図書室見学、グランド自由遊び、学校探検ツアーなど、自由に学校の様子や空気を肌で感じていただきます。時間は約一時間ほどです。
NOW(ナウ)(学校見学会)LINK(リンク)(授業体験会)
本校では、月に数回程度、少人数の学校見学会や授業体験会も毎月実施しています。ホームページの入力フォームから予約する仕組みです。「すぐに予約でいっぱいになり、なかなか予約ができない」との声もありますが、情報をいち早く知るには、〝なぎさ登録制度〟を活用されるとよいでしょう。
子どもたちの安心感を大切に
なぜ学校に来ていただく機会を数多く設けているかというと、学校のことをよく知っていただきたいからです。実際に入学すれば、多くの時間を過ごすのは、子どもたち自身。入学後、安心して学校生活を送ってもらいたい、学ぶことの喜びと楽しさを味わってもらいたい、こんな願いがこもったなぎさスタイルの入試です。ある保護者の方から「入試のために準備していたことは、一年生になったら全部役にたつことばかりだった。ほんの少し、早めに準備したと思ったら、気持ちが楽になりました。」と言われ、小学校入試の本質を教えられた思いです。