11月は全国児童虐待防止推進月間です

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11月は【児童虐待防止推進月間】です。メープルカイザーが1年を通して、より力を入れて活動していますので、応援よろしくお願いします!

皆さんは1年間で児童虐待に関する対応・相談件数が何件くらいあるか知っていますか?令和4年度の対応・相談件数は1年間で5,400件以上(過去最高)になっています。
『虐待』と聞いて思い浮かべるのが子どもに対しての【暴力】だと思います。私が活動を始めた13年前は、子どもが暴力を受ける身体的虐待が多く、子ども達の大切な命を失うケースも少なくありませんでした。
しかし現在では【心理的虐待】が1番多くなっています。

心理的虐待とは以下のようなことだと説明されています。
①言葉で脅したり、脅迫すること。
②子どもを無視したりすること。
③子どもの心を傷つけることを繰り返し言うこと。
④子どもの自尊心を傷つけるような言動をすること。
⑤差別的な扱いや発言をすること。
⑥配偶者への暴力や暴言を子どもに見せること(DV)。
言葉が強すぎるのもダメだし、逆にまったく言葉をかけないという行動も、子ども達の心に傷をつけてしまうということになるんです。

ではどうすれば心理的虐待を防ぐことができるのでしょうか?
①知人や友人、県や市の子育て支援窓口などによる支えが必要です。現代社会では、父母共にストレスを抱え込みやすく、うまく解消されないまま家庭に持ち込まれ、子どもにその矛先が向けられることがあります。父母共に気持ちに余裕を持つことが必要なのですが、そんな父母の苦しさをまずは聞いてくれる周囲のサポートが必要になってきます。
②予防と早期発見…なんですが、児童虐待の対応機関はあなたの最寄りの児童相談所です。現在、複雑化する虐待問題は児童相談所だけでは対応しきれない側面があり、いかに未然に防ぐかが重要なポイントになっています。

子ども達の明るい未来を守らなくてはいけないのは、私たち大人です。辛いことや悩み事などがあれば、1人で抱え込まずに、声に出して 相談してください。人と人とが支え合い、助け合う気持ちを大切にすることで、子ども達の未来は守られていきます。思いやりの言葉で、優しい社会を作りましょう。






安芸戦士メープルカイザー_202309
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