今年は40度を超える日も多く、たいへん暑い夏となりました。年々、四季のうち春と秋が短く感じられるようになってきています。暦の上では秋を迎えていても、実際には夏の厳しい暑さが続いており、本校では、この暑さの中でも子供たちの遊びの時間をこれ以上奪わないよう、今夏から体育館への空調設備の導入工事を行っています。これにより、子供たちが少しでも体を動かし、心身ともに健やかに成長できる環境の整備に努めています。約20年前の開校当初には想像もできなかった自然環境の変化です。
異文化に触れる
海外との交流
厳しい暑さが続いた夏休みでしたが、長い休みを利用して、子供たちはそれぞれに様々な体験ができたのではないかと思います。近年はインバウンドの影響もあり、日本を訪れる海外の方が年々増えています。今年は、原爆投下から80年という節目でもあり、多くの海外の方々が広島を訪れ、交流も活発になっているようです。また、日本から海外へ渡航した方々もいらっしゃったことでしょう。生まれ育った背景の異なる人々との交流は、異文化を体験する絶好の機会です。自分の知らない世界を経験することで、視野が広がり、新たな世界観を持つことができます。子供たちにとって、これは大きなチャンスです。
異文化体験ツアー
本校では、夏休みや秋休みを利用して、ニュージーランド及び台湾への異文化体験ツアーを実施しています。今夏も、ニュージーランド北島のタウランガにあるグリーンパークスクールなどを訪問し、13日間の異文化体験を行いました。2012年度に初めて実施された当時は、夏休みではなく春休みに行いました。私自身が小学校で勤務だったこともあり、最初の引率では30名の児童とともに、ひとり一家庭のホームステイを行いました。これは当時、小学生にとっては画期的な取り組みであり、ニュージーランドの方々とさまざまな交流を経験する貴重な機会となりました。その時にお世話になったホストファミリーと、今でも交流を続けている卒業生がいることを、何人かから聞いたことがあります。
平和な世界へ向けて
自分とは異なる文化や歴史を持つ国の人々と交流することは、自分とは異なる考え方や意見を受け入れることにもつながります。戦後80年を迎えた今もなお、世界では争いが絶えません。年齢の低いうちから、自分が育った国とは違う文化や価値観に触れることで、お互いを尊重し、認め合うことの大切さを学ぶことができます。こうした経験が、平和な世界を築く第一歩だと信じています。これからも、子供たちが未来を切り拓いていくための貴重な体験を提供できるよう、努めてまいりたいと思います。




























