子どもと“時間感覚”を育てる。暮らしに役立つ【時っ感タイマー】の使い方

この記事は2025年5月15日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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文具・事務用品メーカーのソニックが出している【時っ感タイマー】をご存じですか?
色のついたフィルムでタイマーを設定する機械。
時間の経過とともに色面が減っていくことで、視覚で認識することができ、まだ時計が読めない子どもにもわかりやすいと評判の商品です。
筆者の家でも息子がテレビを見るときに「10分までだよ」と10分にタイマーを設定するなどして大活躍!
家族みんなで時間感覚を養えるし、外出時間が迫って怒り爆発!も軽減される【時っ感タイマー】の使い方をお伝えします。

▼この記事を読んで分かること
◎【時っ感タイマー】とは何か。
◎こどもと一緒に【時っ感タイマー】
◎大人にも最適なタイマー!

この記事を読めば、我が家で忙しい中でも子どもを怒る回数を減らせた【時っ感タイマー】についてわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

1.【時っ感タイマー】とは?

秒数と音量も調整可能
【時っ感タイマー】は、中央のダイヤルを回して出てきた色のシートを希望の時間に設定する簡単なタイマーです。
メモリは線で示され、5分刻みの数字もあるので、時計は読めなくても数がわかる子どもはもちろん、時間の経過を色の面が減ることで、数も時計も読めない子どもでも視覚的に時間を理解できるよう設計されてます!
​アラーム音の長さや音量も調整可能なので、テレビに夢中でアラーム音を無視しがちな筆者の息子には最長の長さと音量で自分でも気づけるよう設定しています!

2.時っ感タイマーで子どもが朝の支度に間に合うようになった話

朝の準備
我が家で【時っ感タイマー】を導入したのは、子どもが3歳の時。
朝の登園する時間になってもEテレを見たり、おもちゃで遊んだり……。
毎朝登園30分前になると「もうでるよー」と優しく言っていたのが段々と「遅刻するから!」と怒りモードになることが多くなってきたからです。
3歳児に時計を教えようとしても針がいっぱいでどれが動いてどこまでいけば家を出発しないといけないのか理解できない。 
百均にあるような数字のタイマーでは数は言えても読めない子どもにはピピッとなる前に着替えたり準備をするという行動も難しい。

でも【時っ感タイマー】だと「緑色がなくなるまでにお着替えしてね。どっちが早いかな?」とゲーム感覚でお着替えしたり、色の面が0になることで音が鳴ると分かり始めると「ピピッとなるまでならテレビ見てもいいよ」と伝えるだけで夢中になっていても時折タイマーを見てまだ大丈夫と確認したり、本人が自主的に行動できるのです!
3歳の時から【時っ感タイマー】を取り入れたことで、1年経った4歳の時には「10分なら遊んでいいよ」と伝えると10の数字まで自分でつまみをひねり設定できるまでになったので、その分筆者自身の支度や家のことに注力できるようになりました。
おかげで、心の余裕もでき、朝の登園タイムの怒りモードもだいぶ減ってきましたよ!

3.大人でも使えるアイテム

スマホ
SNSって、ちょっとだけ…のつもりが、あっという間に時間が溶けていること、ありませんか?
私も気づけば「もうこんな時間!」と後悔することが多く、【時っ感タイマー】を自分用にも使うようになりました。
「この30分だけはSNS集中OKとしよう!」とタイマーをセットすれば、意外とその間だけ気持ちを集中させることができます。
しかもアラームは最長1分間鳴り続けるうえ、止めるボタンがないので、スマホのアラームのように「もうちょっとだけ」と延長してしまうこともありません。
目に見える時間の経過があるだけで、思った以上に意識が変わります。
子どもだけじゃなく、大人の時間管理にも、意外と相性のいいアイテムです。

4.まとめ

外出前の支度しないといけない時、お風呂やご飯を食べて欲しい時、寝ないといけない時、いろんなタイミングで遊びに夢中になる子どもについついイラッとしてしまいますよね。
今回紹介した【時っ感タイマー】は、我が家でそのイライラ軽減に大活躍しています。
気になった方はぜひ、試してみてくださいね。
名称
トキ・サポ 時っ感タイマー 10cm 色で時間の経過を実感
ホームページ
ソニック | 文具・事務用品メーカー
(担当ライター:はるまま