【マネー・ラボラトリー】お小遣いを通して親子で学ぶ金融リテラシー

この記事は2024年4月23日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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「金融リテラシー(またはマネーリテラシー)」という言葉をご存じですか?
お金に関する知識や判断力のことです。
 
子どもにはしっかりと「金融リテラシー」を身に付けてほしいと願うママパパは多いのではないでしょうか。 
では、どうやって子どもに教えていけばいいのでしょうか?

筆者はその方法の1つとして、4歳と7歳の息子にお小遣い制度を始めることにしました!
【マネー・ラボラトリ―】にて学んだ「お小遣いを活用してお金の価値感を教える」方法を参考にしています。

家庭で出来る金融教育、みなさんも一緒に考えてみませんか?

▼この記事を読んで分かること
◎お小遣いで金融リテラシーを学ぶ理由。
◎お小遣いを始める年齢、あげる頻度や額。
◎お小遣い制を始めてみての気づき。

この記事を読めば、「金融リテラシー」を身につけるためのお小遣いの渡し方のポイントがわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

1.お小遣いで金融リテラシーを学ぶ理由

日本では2022年から高校で金融教育が拡充されました。
参考: 金融庁HP(高校向け金融経済教育指導教材の公表)

ですが他の勉強と同じようにすぐに金融感覚が身につくわけではないので、小さいころから家庭でも教えていく必要があります。   
また現代はキャッシュレス化が進み実際にお金に触れる機会が減っています。
実際、筆者の子どもたちも「スマホでボタンを押せばすぐに買い物ができる」と思っている様子があり、少し困っているところです。
お小遣いで実際のお金のやりとりを経験し、お金の感覚を身に付けてほしいと感じます。  
また他にも、親が銀行替わりになることでお小遣いを通して投資感覚を養えたり、自分で主体的に考え判断する力を養えるなど家庭でお小遣い制を取り入れるメリットがあります。

2.お小遣い制度スタート

4歳から始めるお小遣い

お小遣い用財布
何歳からお小遣いを渡すのか、迷われるママパパも多いのではないでしょうか。
筆者は【マネー・ラボラトリー】で小さいころからの金融教育の必要性を学んだので、数字が読めるようになったばかりの4歳次男にもお小遣いを渡すことにしました。

お小遣いを渡す頻度と額

我が家は毎月1回、親子で決めた額を渡す、という方法で始めることにしました。
今後は、歩合制(仕事の対価として報酬をもらう)も取り入れたいと思っています。
歩合制では、お金は仕事の対価ということを理解することができます。

お小遣いの額に迷うママパパも多いのではないでしょうか?
【マネー・ラボラトリー】では、親が一方的にルールを決めるのではなく、こどもと話し合う大切さを学びました。
筆者も、子ども達に、買いたいものややりたいことを聞き、一緒に金額を決めていきました。

7歳長男からは
・お父さんの誕生日プレゼントをあげたいから8月までに〇〇円貯めたい
・ラキューの振り分け機が欲しい(おもちゃ)
・100均で霧吹きを買いたい

4歳次男からは
・ノラネコぐんだんのぬいぐるみがほしい
・チチヤスのチー坊(ジュース)が買いたい

などの希望が出てきました。

一度に買えない額のものは、いつまでに何円貯めたいか、そのために毎月何円必要か、本当にそれは必要か、など話し合いました。
値段が分からないものはお店で調べて、お小遣いの額を決定しました!

子ども達の反応は?!

お小遣い貯金箱
お小遣い制度導入に我が子たちは大喜びでした!
「自分でお金を管理できる」ことへの喜びが大きかったようです。
長男は、額を決める際、自分が欲しいものよりもパパへの誕生日プレゼントに多くお金を貯めたいと思うやさしさを垣間見ることができました。
作った貯金箱は「お金が入れれば何でもいい」といい、ただの箱のままでした。
また、はじめに欲しいと言っていた「霧吹き」は「よく考えたらあまり使わない気がするから、他にお金を使う」と考え直す姿もありました。
今までなら「買って~」「本当に使うの?!」という親子の会話があったのですが、自分で考えられることに成長を感じました。
少しずつ優先順位や計画性を身に付けていってほしいです。

4歳の次男は、お金が嬉しくて何度も出し入れしていました。
親としては使う前に無くしていまわないかヒヤヒヤしていますが、お金を大切に扱う力を身に付けて欲しいです。
また、以前お店で欲しいと大泣きした「ノラネコぐんだん」のぬいぐるみも、お小遣いを貯めたら買うことができると理解したので、行くたびに欲しがって泣く、ということがなくなりました!
お金の計算はまだ親がサポートしています。
次男は貯金箱を「かっこよくしたい!」と色々と工作していました。

お小遣いに対して年齢や性格によって反応が違い、それぞれの子どもが持っている価値観が分かるいい機会となりました。

色々と迷うお小遣いのルールですが、各家庭で親子で話し合あって決めていくことが大切だと感じました。
また、子どもも成長に伴って価値観が変化していくため、定期的に親子で話し合っていくことも大切です。

3. お小遣い制度導入での気づき

難しかったこと

こども通帳
4歳次男は、お小遣いを導入する際、
・先を見通して細かく計画するのがまだ難しい
・難しい計算はできない
・現金の管理が不安
という難しさがありました。
【マネー・ラボラトリー】ではプリントした紙幣をもらえたので、現金を扱うことにまだ不安がある年齢の子どもは仮の紙幣から練習するものいいですね。
我が家の次男も、まずは現金の管理(なくさない、大切にする)の練習から始めることにしました。
歩合制の導入や投資の練習など、筆者としては学んだことをすぐにすべて実践しようとしてしまいましたが、少しずつ!
焦らないことが大事だなと感じました。

必要な準備について

今回、お小遣いを始めるにあたって、
・夫婦でお小遣いについて話し合うこと
・親も金融リテラシーを学ぶこと
・子どもと話し合う時間、労力の確保
が必要でした。

また、お小遣い帳などは【マネー・ラボラトリー】で頂いた用紙を使ったり、100円均一で購入した子ども用通帳を利用しました。
貯金箱は空き箱を利用しました。
また、筆者は今回【マネー・ラボラトリー】なぎさ校のセミナーを受け、お小遣いの渡し方や金融リテラシーを学んでお小遣いを取り入れました。
自己流では、適切なお小遣いの方法が分からず迷っていたため、とても役に立ちました。


4.まとめ

今回はお小遣いを取り入れた我が家の体験をお伝えしました。
お小遣いを通して我が子の持っている性格や価値観に改めて気づくことができました!
また、計画性が身についたりお金の価値を知ったりと、子どもにとってもメリットが大きいと感じました。
毎日忙しいママパパにとって新しいことを取り入れるのは少し労力が必要ですが、 大切なお金のこと、みなさんも親子で一緒に考えてみませんか?
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【マネー・ラボラトリー】なぎさ校
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(担当ライター:京子