子どもと楽しむ!広島市現代美術館「モカモカ・ワークショップ」
この記事は2024年1月10日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
2023年3月にリニューアルオープンした広島市現代美術館、みなさんはもう行ってみましたか?
実は広島市現代美術館は、子ども向けのワークショップが実施されていたり、キッズスペースがあったり、託児サービスを行っていたりするなど、子連れでとっても来館しやすい美術館なんです!
今回筆者も、毎週日曜開催の親子で楽しめるワークショップ「モカモカ・ワークショップ」に、息子6歳と娘4歳とともに参加してきました♪
本記事では「モカモカ・ワークショップ」の様子や展覧会について、キッズスペースとミュージアムショップ「339」、カフェ「KAZE」、ベビーケアルーム(授乳室)・オムツ替え台・貸出ベビーカー・コインロッカー・託児サービス等の各種サービス情報など、盛りだくさんでご紹介します!
▼この記事を読んで分かること
◎広島市現代美術館「モカモカ・ワークショップ」とは
◎展覧会について
◎カフェ「KAZE」について
◎キッズスペースについて
◎ミュージアムショップ「339」について
◎館内の各種サービスについて
この記事を読めば、広島市現代美術館の「モカモカ・ワークショップ」、館内施設情報、各種サービスなどについて分かりますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.「モカモカ・ワークショップ」
「モカモカ・ワークショップ」とは?
「モカモカ・ワークショップ」は、毎週日曜10:00〜16:30、広島市現代美術館の多目的スペース「モカモカ」で開催されているワークショップです。
用意してある材料を使って、お絵描きや工作が自由に楽しめます。
参加無料で、事前申し込み不要、入退室も自由です。
ちなみに「モカモカ」という名称は、広島市現代美術館(Hiroshima City Museum
of
Contemporary
Art)の略称から取っているそうです。
「モカモカ・ワークショップ」に参加しました♪
工作大好きな息子6歳と娘4歳とともに、実際に「モカモカ・ワークショップ」に参加してきました!
「モカモカ」に入るとまず目に飛び込んでくるのは、巨大な家型の「ツールボックス」です!
こちらはデザインユニット「2m26」が制作したもので、リニューアル工事休館中は館外でワークショップ空間を創出して活躍していたとのこと。
この「ツールボックス」の中の道具と、周辺に置かれた材料を使って、お絵描きや工作が自由に楽しめます。
道具ははさみ、のり、色鉛筆、色ペン、木工用ボンド、ホッチキスなど一通り揃っています。
驚いたのが、材料の充実っぷりです!
カラフルなPPバンド、色付きテープ、折り紙、クラフト紙、ダンボール、チラシなど、多彩な材料が取り揃えられています♪
普段、家ではお目にかかれない材料を前に、分かりやすく目を輝かせる我が子達(笑)。
思い思いの材料を手に、早速テーブルに座って工作スタートです!
ワークショップ中はスタッフの方が「モカモカ」に常駐しているので、分からないことはいつでも聞けて安心です。
過去の作品もいくつか展示してあるので、制作の参考になるかもしれません。
制作開始から約一時間後、それぞれの作品が完成!
作った作品は持ち帰りOKなので、自分達の制作した作品を抱え、満面の笑みでワークショップを終えた子ども達なのでした♪
ちなみに私達は午前中に行ったのですが、お昼が近付くにつれて少しずつ参加者が増えていました。
美術館の方によると、
お昼過ぎが一番人が集まりやすいそうで、
混雑時はテーブルが空くのを待つこともあるとのこと。
確実に参加したい場合は少し時間をずらすのがオススメです。
2.特別展やコレクション展、オープン・プログラムも観覧してみよう!
オープン・プログラム「ネオ漫画を読もう」展示の一部
せっかく美術館に来たら、ワークショップ参加だけではもったいない!
広島市現代美術館では、特別展やコレクション展のほか、無料で観覧できるオープン・プログラムを随時開催しています。
オープン・プログラムも無料とは思えないくらい充実した展示内容となっていますので、ぜひお子さんとモダンアートに触れるきっかけにしてみてください♪
3.カフェ「KAZE」
ワークショップ参加や美術鑑賞のあとは、カフェ「KAZE」へ♪
クロワッサンなどの
パンや、
『「てるや」のフルーツとマスカルポーネのティラミス』『「てるや」のみかんみかんジュース』など、
お子さまが喜ぶメニューも多数用意されています。
テイクアウトも可能なので、美術館を出たあとは比治山公園で子どもを遊ばせつつ、大人は話題の人気コーヒーロースターのコーヒーでホッとひと息、なんてこともできちゃいますよ!
4.キッズスペースとミュージアムショップ「339」
来館の際は、ぜひミュージアムショップ「339」と、その奥にある
キッズスペースへもお立ち寄りください♪
キッズスペースの
利用時間は10:00〜17:00で、
対象年齢はどなたでも利用可能です。
柔らかいコルクマットが敷かれているので、小さなお子さんが転んだり、ハイハイしたりしても安心です。
置かれている絵本やカルタは「339」でも販売されているので、気に入ったものがあったら購入して帰れます。
そのほか「339」では、開催中の展覧会に合わせた商品や、現代アート関連書籍や所蔵作家にちなんだ商品などが販売されています。
広島で活動するデザイナーや工芸作家のプロダクトを多く取り扱っているそうです。
5.広島市現代美術館内の各種サービス
最後に、広島市現代美術館の子連れに嬉しいサービスをご案内します。
ベビーケアルーム(授乳室)
授乳室やオムツ替え台のあるベビーケアルームは、美術館1階にあります。
ご使用の方は受付にお知らせください。
ミルク用のお湯も受付でお願いすると、ポットのお湯を提供していただけるそうです。
だれでも多目的トイレ
美術館1階のだれでも多目的トイレにもオムツ替え台が設置されています。
ベビーカー
ベビーカーは受付にて無料でお貸りできます。
ただし、
数に限りがありますのでご注意ください。
なお、
事前予約はできません。
コインロッカー
無料で利用できるコインロッカーがあります。
スーツケースのような大きな荷物も預けられますよ。
ちなみに
ロッカーの数字は、改修工事期間中に実施された「新生タイポ・プロジェクト」で、広島市内各所や館にまつわる資料から発見された数字を引用しているそうです。
見ているだけで楽しくなっちゃいますね!
託児サービス
広島市現代美術館では、託児サービスも行っています。
対象は2歳以上の未就学児で、
料金は無料です。
託児時間は1回につき2時間までとなっています。
利用可能日は土・日・祝日の開館時間内です。
利用希望の際は、ご利用の一週間前までにお電話でお申し込みください。
なお
水筒、おむつ、着替えなど、必要な物はご持参ください。
6.まとめ
本記事では、2023年3月にリニューアルオープンした広島市現代美術館で開催中の「モカモカ・ワークショップ」、ミュージアムショップ「339」やカフェ「KAZE」等の館内施設、各種サービスなどについてご紹介しました。
筆者もリニューアル後に来館したのは初めてだったのですが、リニューアルした広島市現代美術館は、想像以上に親子連れにとって過ごしやすい空間でした!
我が子達は「モカモカ・ワークショップ」がとても楽しかったそうで、毎週行きたい!とせがまれています(笑)。
雨天時や暑さ寒さの厳しい時期、屋内で楽しめる美術館はファミリーの強い味方です!
みなさんもぜひ親子で広島市現代美術館に遊びに行ってみてください♪
一度行ったらトリコになること間違いなしですよ!
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- 名称
- 広島市現代美術館
- 住所
- 広島県広島市南区比治山公園1-1
- 開館時間
- 10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)
- 休館日
- 月曜日、年末年始
※ただし月曜日が祝休日、8月6日にあたる場合は開館し、その翌平日休館
- 観覧料
- 【コレクション展】一般350(250)円、大学生250(150)円、高校生・65歳以上150(100)円
※( )内は30名以上の団体料金
【特別展】展覧会により異なります
次の項目にあてはまる場合は、展覧会(特別展およびコレクション展)の観覧料が無料となります。
・中学生以下
・留学生 ※学生証または広島県内施設優待カードを受付でご提示ください
・家族滞在の在留資格をもって在留する者 ※身分証を受付でご提示ください
・原爆障害者章、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、特定医療費(指定難病)受給者証、特定疾患医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の交付を受けている方と、その介添者が観覧する場合※手帳等を受付でご提示ください
- 広島市現代美術館公式サイト
- こちら