【広島】オリジナルグッズ多数!ひだまりの絵本画家 柿本幸造展@ひろしま美術館

この記事は2023年11月15日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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2023年11月11日(土)〜2024年1月14日(日)、ひろしま美術館にて、『ひだまりの絵本画家 柿本幸造展』(以下、柿本幸造展)が開催されています!

柿本氏は、
ミリオンセラーの『どうぞのいす』(ひさかたチャイルド)や、1971年から小学校の国語の教科書に掲載されている「くじらぐも」(光村図書出版)の絵などで広く親しまれている絵本画家です。
特に『どうぞのいす』は、お子さんと読んだことがある方も多いのではないでしょうか?
我が子達もあのやわらかいタッチの絵と物語が大好きで、何度も何度も繰り返し読んだ絵本の一つです♪

ご出身は、広島県高田郡吉田町(現在の安芸高田市吉田町)なんだそう。
広島出身と聞くと、なんとなく親近感が湧きますね♪

本記事では、
柿本幸造展の見どころから会場限定グッズ、カフェの展覧会コラボメニューの情報などを詳しくご紹介します!

▼この記事を読んで分かること
◎柿本幸造展レポ
◎展示会限定グッズ情報
◎カフェの特別メニュー情報
◎関連イベントについて

この記事を読めば、柿本幸造展の概要と見どころが分かりますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.柿本幸造展レポ

早速、柿本幸造展のレポート開始です!

ちなみに
特別展会場内は、撮影禁止マークがついた一部の作品を除き、撮影可能です。

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『どうぞのいす』に登場するうさぎさんのパネル

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どうぞのいす
特別展会場までの中庭には、『どうぞのいす』や「どんくまさん」シリーズのキャラクターのパネルなど置かれています。

なかでも注目は、絵本の中から飛び出してきたようなかわいらしい
「どうぞのいす」
大きな木のすぐ下にいすが置かれている点も、絵本に忠実で素晴らしいので、ぜひ見てみてください♪

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『日産自動車カレンダー』1950年代

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『くりすます の おはなし』1990年刊/文:谷真介/女子パウロ会)
会場内には、1950年代から1990年代の作品まで、原画約200点が展示されています。

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「まいごの おうちは どこかしら」(『ワンダーブック』1995年11月号/文:梅田真理/世界文化社)
38歳で絵本作家としてデビュー。
絵具を丹念に重ねることで紡ぎ出される原画はどれもあたたかく、特に秋の紅葉を描いた作品の色合いは編集者たちの間で「柿色」と呼ばれて愛されてきたそうです。

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「どうぞのいす」(『おはなしチャイルド』1979年11月号/文:香山美子/チャイルド本社)
代表作『どうぞのいす』の原画の前には、特に多くの人が集まり、皆じっくりと観覧していました。
本展では、
単行本版の原画全点を観ることができます。

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「くじらぐも」(教科書『こくご一下 ともだち』1996年度版/作:中川李枝子/光村図書出版)
「くじらぐも」も、実際に原画を観ると非常に丁寧に描き込まれていることが分かります。

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「じゃむ じゃむ どんくまさん」(『こどものせかい』1972年11月号/文:蔵冨千鶴子/至光社)

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「ガリバーの ぼうけん」(『おはなしらんど』1980年代/原作:スウィフト、文:山元清多/世界文化社)
そのほか、国や時代を超えて読み継がれている「どんくまさん」シリーズや名作童話の挿絵など、数々の作品が展示されています。

作品を観ているうちに心の中がじんわりとあたたかくなる、そんな展覧会でした♪

2.かわいい展覧会限定グッズがいっぱい!

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展覧会グッズの数々
ミュージアムショップでは、今回の柿本幸造展のために特別に制作されたここでしか買えないグッズも多数販売されています!
Tシャツ、一筆箋、マスキングテープ、木製コースター、クリアファイル、フレークシール、防災フロアマットなどなど、さまざまなかわいらしいグッズが取り揃えられていますので、観覧の際はぜひお立ち寄りください。

3.展覧会限定ケーキも美味!

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どんくまさんのりんごケーキ(税込770円)
「カフェ・ジャルダン」では、柿本幸造展の期間中、特別メニューが食べられます。

筆者も「どんくまさんのりんごケーキ」、食べてきましたよ~♪
こちらの限定ケーキは、『じゃむ じゃむ どんくまさん』(至光社)にちなんだもの。
甘く煮た芸北りんご(グラニースミス)入りのりんごムースが、紅茶風味のアーモンドクリームを組み合わせたタルトに乗り、りんごジャムとキャラメルクランチが添えられています。
実際に食べてみると、なめらかなムースにサクサクのタルト、歯ごたえのあるりんごジャムにザクザクのキャラメルクランチと、一度にいろいろな食感が楽しめて、とっても美味しいです♡
数量限定で、午前中のうちに完売してしまう日もあるそうなので、気になる方は早めの来店をおすすめします。

また、広島・本通の「紅茶のお店linden」さんが『じゃむ じゃむ どんくまさん』の絵本をイメージして作ったフレーバーティーも味わえます。
こちらはミュージアムショップでも販売しているので、飲んでみて気に入ったら購入して帰ることも可能です。

4.関連イベントも開催

柿本幸造展に際し、さまざまなイベントも開催されます。

「ひだまりの絵本画家 柿本幸造展」絵本の読み語り

ボランティアグループ「ぐるんぱ」による「ひだまりの絵本画家 柿本幸造展」絵本の読み語りがあります。
開催日は
2023年11月18日(土)、11月23日(木・祝)
時間はいずれも
①11:00~と②14:00~の各回約30分です。
定員は100名程度先着順となっています。

ミュージアム・トーク&コンサート

2023年12月9日(土)には、ミュージアム・トーク&コンサートが行われます。
11:00〜12:00が柿本幸造展についての学芸員による解説、14:00〜15:00がコンサートです。
今回は「メリークリスマス on Wood」のタイトル通り、クリスマスナンバーが中心なので、小さなお子さんにも馴染みのある曲が多そうです。


どちらのイベントも、会場は
ひろしま美術館の本館ホール
事前申込み不要で、どなたでもご参加いただけます。
参加は無料ですが、当日有効の入館券が必要です。

せっかくならば、イベントの日に合わせて観覧するのも良いかもしれませんね♪

5.まとめ

本記事では、ひろしま美術館で2024年1月14日(日)まで開催中の柿本幸造展をご紹介しました。

観覧し終える頃には、ほっこりした優しい気持ちになれる展覧会です。

ぜひみなさんも足を運んでみてください♪

名称
ひだまりの絵本画家 柿本幸造展
会期
2023年11月11日(土) ~ 2024年1月14日(日)
※年末年始(12月29日~1月2日)のみ休館
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
会場
ひろしま美術館(広島市中区基町3-2)
観覧料
一般1,300円(1,100円)、高大生1,000円(800円)、小中学生500円(300円)
※( ) 内は団体(20人以上)の料金です。
※未就学児童は無料です。
※本展の入館券でコレクション展示もご覧いただけます。コレクション展示のみの入館券は販売しておりません。
※障がい者手帳をご持参の方は、ご本人と同伴者1人が無料になります。
※65歳以上の方は1,100円となります。当日受付に年齢確認の出来るものをご提示ください。
ひろしま美術館ひだまりの絵本画家 柿本幸造展特設サイト
こちら
(担当ライター:たかはしみか