【室内に飾れる鯉のぼり】大竹手すき和紙「ひろしま鯉のぼり」

この記事は2024年4月10日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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広島県と山口県の境にある
大竹市は、400年の歴史をもつ「手すき和紙」が有名です。

古くからの伝統を受け継ぎ、原料の栽培から手作りされている手すき和紙は、優しい質感と色味、丈夫さが魅力です。

この手すき和紙に染料で手描きされた鯉のぼりは「ひろしま鯉のぼり」と言われ「ザ・広島ブランド」にも認定されています。

手描きの鯉のぼりは全国的にもめずらしく、節句のお祝いはもちろん、インテリアとしても人気な品です。

今回は「ひろしま鯉のぼり」をご紹介します。

我が家にある「ひろしま鯉のぼり」は、息子の誕生を祝って、大竹市に住む私の祖父母からプレゼントされた品です。今年で飾るのも4回目となります。

▼この記事を読んで分かること
◎室内に「ひろしま鯉のぼり」を飾ったときの雰囲気
◎簡単・小スペースな「ひろしま鯉のぼり」の飾り方と保管方法
◎「ひろしま鯉のぼり」のお値段と購入方法

この記事を読めば、ひろしま鯉のぼり購入後のことがわかります。購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.お部屋の中で楽しめるサイズ90㎝の「ひろしま鯉のぼり」

ひろしま鯉のぼりー部屋の雰囲気


我が家にあるのは
サイズ90㎝の黒い真鯉と赤い緋鯉です。

和紙でできているので軽く、天井からつり下げて飾っています。部屋の天井の空間を利用しているので、家具の場所を変えたり、飾る場所をあけたりする必要もなく、日常の生活スペースにも干渉せず、助かります。 

何よりも嬉しいのは、毎年息子が部屋の中に鯉のぼりを飾るのを楽しみにしてくれていることです。

4月上旬から5月5日の子どもの日まで約1ヵ月間、鯉のぼりを飾って家族全員で楽しんでいます。

賃貸住まいの我が家は手狭ではありますが、リビングのスペースに鯉のぼり達が泳いでいても圧迫感もなく、家の中のアクセントとなっています。
ひろしま鯉のぼりー金太郎

黒い真鯉の片面には金太郎がドドンッと描かれており、迫力があります。
ひろしま鯉のぼりー色味アップ②

鮮やかな赤色の緋鯉は、カープが連想されて広島らしさを感じられます。

2.飾り方は簡単&保管は小スペースな「ひろしま鯉のぼり」

ひろしま鯉のぼりー全体③


毎年飾るからこそ、管理のしやすさも重要なポイントです。

我が家での「ひろしま鯉のぼり」の飾り方や保管方法をご紹介します。

10分あれば完了「ひろしま鯉のぼり」の飾り方

ひろしま鯉のぼりー説明書
ひろしま鯉のぼりー準備
飾り方の説明書がついていたので、それを参考に飾っています。 

【室内の天井からつるす場合の準備物】
・釣り糸(テグス)
・マスキングテープ
・新聞紙

100均で購入した釣り糸(テグス)とホームセンターで購入したマスキングテープを使って、天井から鯉のぼりをつるしています。

① 背びれのうしろに針で穴をあけ、釣り糸を通す
② 口元のひもに、釣り糸を通す 
③ 釣り糸の先に輪を作る
④ 輪にマスキングテープを通し、天井に固定するように貼り付ける
ひろしま鯉のぼりー釣り糸②
針でプスッと簡単に穴をあけられます。
ひろしま鯉のぼりー釣り糸①
穴をあけずに、はじめから付いているひもに釣り糸を結びました。
ひろしま鯉のぼりー釣り糸③
マスキングテープを3重にかさねて固定しています。
ひろしま鯉のぼりー新聞紙つめ①
ひろしま鯉のぼりー新聞紙つめ②
ひろしま鯉のぼりー新聞紙つめ作業
鯉のぼりの中には、フワッと丸めた新聞紙をつめて立体感を出すようにしています。

新聞紙をつめる作業は、息子と一緒に「ご飯をいっぱいあげようね~」と楽しみながら行っています。

手間いらず「ひろしま鯉のぼり」の保管方法

ひろしま鯉のぼりー桐箱
ひろしま鯉のぼりーたたんだ状態
専用の桐箱に、防虫剤と一緒に収納しています。

本来は一匹用の桐箱ですが、90㎝サイズのこいのぼりなので2匹入れています。

和紙なので簡単に折りたため、とてもコンパクトになり、収納にも困らない点も嬉しいです。

出したときには、折りジワが少しついていますが、新聞紙をつめると気になりません。折りジワを直したい場合は、あて布をして軽くアイロンをかけるとよいそうです。

和紙は湿気が大敵なので、できるだけ風通しの良い場所に保管しています。(我が家では、あけっぱなしにしている押し入れの上段に片づけています)

釣り糸は、劣化していなければ、取り付けたまま片づけます。来年もその釣り糸を利用するので、飾る作業がラクになります。

3.「ひろしま鯉のぼり」の購入方法と価格

ひろしま鯉のぼりー過去写真


我が家のひろしま鯉のぼりは、大竹市に住む私の祖母が事前に電話で問い合わせた上で、お店に足を運び購入したそうです。

購入するにはまず、電話かメールで問い合わせをします。

1つひとつ手作業で、丁寧に作られている品です。シーズン中は、仕上がり品もいくつか準備がありますが、完成までに時間を要しますので、購入する場合は早めに問い合わせをしておきましょう。 

サイズ 黒い真鯉(税込み) 赤い緋鯉(税込み)
90㎝ 22,000円 16,500円
120㎝ 33,000円 22,000円
150㎝ 38,500円 27,500円
購入金額は、上記の通りです。ほかのサイズの取り扱いもあるので、飾る場所にぴったりのサイズを選んでくださいね。

専用桐箱は3,300円~です。購入した鯉のぼりのサイズによって値段は変動します。

1,100円で、金文字の名前入れも可能です。

また、手作りならでは「お好きな色」「お好きな図柄」でのオーダー製作も行っているそうです。

ひろしま鯉のぼりをご購入の際は、桐箱とセットでの購入がおすすめです。

桐箱があれば、鯉のぼりがやぶれる心配もなく、安心して長く保管できます。

とても丈夫な和紙なので、40年近く楽しみ続けられるようです。我が家のひろしま鯉のぼりも4年目ですが、贈ってもらった当初と変わりなく飾って楽しめています。

4.まとめ|大竹市の手すき和紙から作られる「ひろしま鯉のぼり」は、端午の節句のお祝いにぴったり

「ひろしま鯉のぼり」は、大竹市産の丈夫な手すき和紙で作られている手描きの鯉のぼりです。

家の中に飾れて、インテリアとしてもオシャレです。

男の子の健やかな成長を願って、端午の節句に贈るのはいかがでしょうか。

我が家では、毎年「ひろしま鯉のぼり」を飾って喜ぶ子どもの姿を見られるのが、何よりも楽しみです!

 サイズはいくつかあるので、飾る場所を考えてから購入するのをおすすめします。

(担当ライター:いまふじ しか