【絵本の選び方~その④】進級前に読みたい。「大きくなったね」を感じる絵本5選

この記事は2026年3月23日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
1ff19515f713c35be481f9af975b74a2
進級を前に感じる「大きくなったね」の気持ち。
できなかったことが、いつの間にかできるようになっていたり、自信がついて少しお兄さん・お姉さんの顔になっていたり。
そんな子どもたちの成長を、あらためて感じられる絵本をご紹介します。

▼この記事を読んで分かること
◎進級前の時期にぴったりな「成長」をテーマにした絵本です。
◎絵本を通して子どもが自分や友だちの成長に気づくきっかけになります。
◎年齢に合わせて「大きくなったね」を感じられる絵本の楽しみ方が分かります。

この記事を読めば、絵本を通して「大きくなったこと」を感じられるので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 絵本でわかる成長

春が近づくこの時期、保育園や幼稚園では子どもたちの成長を感じる場面がたくさんあります。
「大きくなったね」「こんなことができるようになったね」そんな言葉が自然と増える時期です。
進級を前に、子どもたち自身も、そして大人も、これまでの一年を振り返る機会が増えていきます。

年長さんになると、
「こんなに小さかったのに、大きくなったねぇ」「こんな事だって出来るようになったんよ!」と、これまでの姿を思い出して、一年生になる事へのと嬉しさと寂しさを感じたり
また、「一年間、お友だちとこんな楽しいことがあったね」と、友だちと過ごした時間を振り返る場面もあります。子どもたちは、毎日少しずつ成長しています。
できることが増えるだけでなく、挑戦する気持ちや、友だちを思う気持ちも育っていきます

そんな「大きくなったこと」を感じるきっかけとして、絵本はとても良い存在です。
絵本の中の登場人物や動物たちの姿を通して、子どもたちは自分自身の成長に気づいたり、周りの友だちの成長を感じたりすることができます。

今回は、進級前のこの時期にぴったりな、「大きくなったこと」をテーマにした絵本を紹介します。


〇おおきくなったら

おおきくなったら
幻冬舎/ふくだとしお、ふくだあきこ・作

動物やお花の赤ちゃんが登場し、「おおきくなったらどうなるの?」という成長の変化を知ることができる絵本です。最後はほっこりする内容です。

春になると、虫が動き始めたり花が咲いたり、子どもたちの周りにも小さな命が増えてきます。
虫や花の赤ちゃんを知ることで、「おおきくなったらどうなるのかな?」と成長を感じることができます。
散歩であおむしを見つけると、「ちょうちょの赤ちゃんだよね」と教えてくれる子どもの姿もありました。
身近な自然を通して、「おおきくなること」を楽しく知ることができる絵本です。


f4f4268966969518fbe6c71f3139d645


〇おおきくなるっていうことは

おおきくなるっていうことは
童心社/中川ひろたか(文)・村上康成(絵)

この絵本は、大きくなるとできることが増えるだけではなく、気持ちも少しずつ育っていくことを優しく教えてくれます。

「ボクもこれ出来るようになった!」「それも大きくなったってことなんだ」と、自分のことに置き換えて考える子どももいます。
できるようになったことを聞いてみると、イメージが広がり「これも!」「あれも!」と次々に教えてくれる姿も見られます。


e8e98f205eeb55ce19a5f8b8a2bc5601


〇ちょっとだけ

ちょっとだけ
福音館/瀧村有子(作)・鈴木永子(絵)

「ちょっとだけ」自分でやってみようと頑張る女の子の姿が描かれた絵本です。

できることが増えると、つい安心して任せがちになります。
でも、まだまだ甘えたい気持ちがあることに気づかせてくれます。
大きくなろうとする気持ちと甘えたい気持ち、どちらも大切にしたいと感じさせてくれる一冊です。


a7f9f520f44c70f1cc5a58b6c6d088e7


〇みんなあかちゃんだった

みんなあかちゃんだった
小峰書店/鈴木まもる(作)

生後2か月から3歳までの発達が、絵本を通して知ることができる素敵な絵本です。

自分自身がこんな風に大きくなったんだぁ。と感じることができる絵本です。
身近にいる赤ちゃんの姿と重ねて「今はこんなことができるよね」「もうすぐこんなこともできるようになるのかな」と、赤ちゃんの成長に目を向けるきっかけにもなります。また、小さい子の成長を知ることで、関わり方を知り“助けたい”“守ってあげたい”という気持ちも芽生えてきます。素敵な姿だと思います。
子どもたちが自分や友だちの成長に気づくことができる一冊です。


fda217738787d0297ad4af0d10ab2b7a


〇みんなともだち

みんなともだち
童心社/中川ひろたか(文)・村上康成(絵)

友だちと過ごす時間の楽しさや大切さを感じられる絵本です。

一年間の中で、子どもたちは友だちとたくさん遊びながら関係を作っていきます。
「こんなことして遊んだね」と思い出を振り返るきっかけにもなります。
絵本の中では、卒園やお別れを思わせる場面もあり、寂しい気持ちと同時に「ずっと友だちだよ」というつながりを感じることができます。
卒園や進級を前に、友だちとの時間を改めて感じられる一冊です。


06c4cf25860aa284becbbe0391d696e8


2. まとめ

進級の時期は、子どもたちが一年の中で大きく成長したことを感じられる時間でもあります。
今回紹介した絵本には、「大きくなること」や「友だちとの時間」、「人の成長のつながり」など、子どもたちの育ちを優しく感じられるお話が詰まっています。

絵本を通して、「こんなことができるようになったね」「こんなふうに大きくなるんだね」と子どもたちと一緒に振り返る時間を作ってみてください。

進級を前に、これまでの成長を喜びながら、自信たっぷりで新しい一年へのスタートを切ってもらえたら嬉しいです。


(担当ライター:hachi