2月某日ー。
くしゃみをした旦那に対し、冷めた視線を送る私。
不安が確信に変わる瞬間。
とうとう今年もこの季節がやってきました。
そう“花粉”です。
テレビの天気予報では、「まだ広島には花粉が飛んできていません」と説明されていました。
ですが、
私達夫婦は体感していました。
数日前からむずむずする鼻。
不意にでるくしゃみ。
花粉の到来に違いありません。
今までは花粉の季節になると、旦那は薬を飲み、私はコップで鼻うがいをして難を逃れてきました。
今まではそれで良かったのですが、今季は新しい対策を考えなければならなくなりました。
2歳4ヶ月の息子がくしゃみをしていたのです。
寒いからくしゃみをしているようには見えません。
くしゃみに加え、膝の裏の赤みが普段より増していたので愕然としました。
息子は重度のアレルギー体質です。
私達夫婦の家系には、アトピー性皮膚炎を患っている人はいないのですが、息子はアレルギー体質なので、アトピーのことも少し知識を入れるようにはしていました。
それで、アトピー性皮膚炎を患っている人は、花粉皮膚炎を発症する場合があるということを知り、息子も気を付けねばならないだろうと踏んでいました。
でも、まさか2歳で花粉症の症状が見られるとは
また、旦那は口腔アレルギー症候群です。食べられない野菜や果物がいくつもあります。
口腔アレルギー症候群とは、特定の生の果物や野菜を食べた後、口や喉に痒みや痺れが現れることを指します。
特定の果物や野菜に含まれるアレルゲンの構造は、花粉のアレルゲンの構造とよく似ています。そのため、特定の果物や野菜を食べると、身体は花粉が侵入してきたと勘違いし、アレルギー症状を起こします。
ただでさえ、食物アレルギーで食べられないものが多い息子。
これ以上、食べられないものを増やす訳にはいきません!!
なんとか息子の花粉症の進行を阻止しなくては!!
そこで、2歳4ヶ月の息子、人生初の鼻うがいにチャレンジしてみることにしました。