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かわいく子どもを撮りたい!スマホ撮影術
手軽に子どもの成長記録を残せるスマホはとっても便利♪
でもいざ撮ってみたら、アララ…なんだか残念な写真になっちゃった…
なんてことはありませんか?
そんなママパパのために、プロカメラマンの小薮さんに
スマホで上手に撮影するコツを教えてもらいました。
※今回、パパは[iPhone12]、カメラマンの小薮さんは[iPhoneSE(第2世代)]を使用
1)棒立ちはNG!とにかく動いて撮る!
子どもはよく動くもの。こちら(撮影者)も動くことが大切です。こちらが動くことで子どもが何をして遊んでいるかのアングルも作りやすくなります。また、意外と忘れがちなのが〝子どもの目線になってみること〟。夢中になっている姿を撮りたいなら、少し離れて木々の間から撮ってみるのもアリです。
2)バーストモード(連写機能)でベストの瞬間を逃さない
例えばシャボン玉を吹いているところなどは、連写で撮ることで必ずどこかに良いショットがあるはず。走り回っているところも、こちらがスマホを持つ手を動かしながら連写撮影することで、子どもが画面の中心にいながら背景だけが動いていく躍動感のある写真を撮れます。
3)スマホの角度を工夫して子どもの表情をキャッチ!
しゃがみ込んで撮影するのが難しい場合などは、スマホを逆さま(上向き)にして子どもの顔の下に持って来れば、子どもの顔とスマホの距離も近くなり、豊かな表情をおさえることができます。ちなみにiPhoneでは、本体の音量ボタンや付属イヤホンの音量ボタンでもシャッターを切ることができます。
4)声かけで子どものテンションを上げる!
遊んでいるところを撮りたいなら、あえて邪魔せず声をかけないのも手。やはりママパパの方が動くことが大事です。それでも「子どもの目線がほしい!」という時は、子どもの好きな言葉をかけてあげましょう。子どもが恥ずかしがって撮らせてくれない場合、最初に「こんなの撮れたよ」と写真を見せてあげるのもいいと思います。
5)便利機能を使いこなそう
撮影画面に[グリッド](※)を入れることで、水平の写真も撮りやすくなり、あれこれアングルを悩むことも少なくなります。また、好みによりますが、グリッドの縦線と横線が交差している点に被写体を置くことで全体のバランスもぐっとアップします。それから、[HDR機能](※)は、適正な明るさに自動調整してくれる便利な機能です。オフになっているなら迷わずオンに。この他、[ポートレートモード]は子どもの寝顔や食事など被写体が止まっている時にオススメですが、ある程度スマホと被写体との距離を保つ必要があります。
※いずれも「設定」→「カメラ」から設定します。
スマホ撮影:Q&A
Q:逆光の場合、どうすれば?
天気が良い屋外などは、子どもの周りの砂が白くて色が飛んでしまうこともあります。そんな時は、ピントを合わせた時に横に表示される太陽のマークを上下することで、写真の明るさや雰囲気を変えることができます。
Q:写真がブレてしまう…
シャッターを押す時、体が動いてしまっている方は多いです。特に望遠ではブレがちなので、脇をしっかり締めて体を固定して撮るのが基本。腕を伸ばして撮ると体も動いてしまいがちです。
Q:あとで見返した時、どこの写真かわからない
レジャー先などは、撮る前に画面の四隅を見て、何が写っているか事前に確認しましょう。写したくないものが入り込むのを防止することにもつながります。何を撮っていいかわからないなら、とりあえず広めに撮っておくのも◎。あとでトリミングすればいいだけです。
Q:他に何かアドバイスがあれば…
機種変更のタイミングでは、ぜひ古い機種に入っているデータを紙に印刷してみてください。手元に思い出として残すことで子どもたちも興味を持ちますし、家族の会話も弾んでくるはずです。
・ モデルと教わった人・
みおりちゃん・かなたくんとパパ
子どもの様子を見ながら一緒に遊ぶことがほとんどなので、写真を撮るタイミングを逃しがちなのと、背景も含めて感じよく撮るにはどうすればいいのかわからないのが悩み。
・ 教えてくれた人・
小薮 祐子さん
産まれる瞬間、その奇跡のはじまりを残してくれる「Birth Photo(出産撮影)」をはじめ、マタニティ・授乳・親子・記念日などの撮影を行う出張専門カメラマン。自宅の中でも家外でも希望に合わせて撮影してくれます。