「南部鉄器」を使ったほっこりあったか料理 〜秋の葉物野菜と焼き豚〜
熱伝導率の良い鉄を使った素材の南部鉄器。同じ鉄の道具フライパンとは違い、保温性に優れ、色々な形に成形できることから、熱で素材を囲うことができます。重さのある蓋は、庫内を密閉し熱や蒸気を逃がさない為、食材の美味しさをそのまま閉じ込めることができます。なので焼き・蒸し・コトコト煮る・ほったらかし料理に向いており、忙しいママの味方、万能調理器具ともいえるでしょう。今回はごはん鍋を使って、全ての良さを生かした秋におススメの1品をご紹介します。
南部鉄器の焼・蒸・煮・楽料理
『秋の葉物野菜と焼き豚』
●豚バラブロック…500g
●生姜のスライス…2枚
●ネギの青い部分…1本分
●醤油…大さじ1と1/2
●砂糖…小さじ2
●秘伝のタレ(※)…50㎖
●酢…小さじ1
●水か酒…50㎖
●添えの野菜…秋の葉物野菜
(※)秘伝のタレはこの調理で残る煮汁です。最初はないので、醤油の量を大さじ3で調合してください。
①南部鉄器を良く熱し、豚肉は油なしで全面に焼き目をつける。
②添えの野菜以外の材料を全て鍋に入れ、一旦煮立たせ、その後は蓋をして弱火で30分、ひっくり返して30分蒸し焼きにする。
③火が通っているのを確かめ、薄切りにしてお皿に盛り、秋の葉物野菜を添えて煮汁をかけて頂く。
●各ご家庭で、火力が違うので水分が無くならないようにご注意ください。水分が少なくる場合、水か酒を少し足してください。
●焼き豚は煮汁をかけて食べますが、秘伝のタレ用に少し残し、冷凍し、次回秘伝のタレとしてお使いください。