習い事

これからの社会を生き抜く上で、生産性だけを考えるのではなく、革新的なチェンジメーカーになれるよう子供を育てることは重要です。前向きな変化の先導者となり、世界に真の違いをもたらす人になって欲しいと思います。

チェンジメーカーを育てるためにも、課外活動や学外での習い事は、子どもたちの個人的、社会的、学力的、身体的な発達に多くのメリットをもたらし、社会を生き抜く力を身につける基礎になることでしょう。教室の中での学習だけではなく、様々なアクティビティに参加し、新たな挑戦をすることから多くのことを学ぶことができると思います。

子供たちは、新しいことに挑戦しスキルを伸ばすにつれて、自信と自尊心を高めることができます。チームワーク、リーダーシップ、問題解決、創造性などの貴重なスキルを身につけることができるでしょう。さらに、課外活動と並行して学業を管理することは、子供たちが重要な時間管理（timemanagement）スキルを身に付けるのに役立ちます。

また、放課後のアクティビティや学外の習い事は、新しい友達に会い、既存の絆を強化する良い機会にもなり、社会性、社交性を身につけることにもなりますし、肉体的にも精神的にもこれらの活動は健康的なライフスタイルを促進し、ストレスを軽減し、健康維持や健康の改善にもなります。学術的にも、課外活動に参加すると学習が強化され、子供たちが自分の興味を発見するのに役立つことでしょう。

ただ、バランスが大切です。小さいうちから毎日放課後に習い事ばかりさせると、逆に子供たちにとってはストレスになる可能性があります。また、どんな習い事を何歳で始めるのか、スポーツ系、ピアノ等の技術を身につける物、英語や学習塾などの学習強化のための習い事など、様々な選択肢がありますが、バランスよく、適切な時期に習わせてあげることも重要です。放課後のアクティビティや習い事をすることは、子供の成長過程においては大切ですが、学業とのバランス、身体的発達状況、子供の興味、アクティビティや習い事にかかる時間等をよく考え、バランスよく参加させてあげることが重要なのではないでしょうか。