花粉症について

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花粉症は、少し早めの対策が大切です

花粉症は、「症状が出てから対応するもの」と思われがちですが、実際には花粉が飛び始める前からの対策が重要です。花粉は一定の時期に多く飛散し、症状が強くなってから対策を始めると、つらさが長引いてしまうことも少なくありません。近年、小さなお子さんでも花粉による花粉症の症状がみられるようになり、鼻水やくしゃみ、鼻づまりが続くことで、夜ぐっすり眠れない、日中ぼーっとしてしまう、集中力が落ちるといった影響が出ることがあります。これが続くと、園や学校生活での集中力低下や気分の不安定さにつながることもあります。風邪だと思って様子を見ていたら、実は花粉症だったというケースも少なくありません。

花粉対策として、外出時には花粉が目や鼻に入りにくくする工夫も大切です。

メガネやゴーグル、マスクを使い、花粉の侵入を減らす
外から帰ったら、衣類についた花粉をやさしく払う
花粉の多い時期は、洗濯物や布団など外干しに注意する
換気のための窓の開けっぱなしは控えめにする

こうした日常生活の中でできる工夫を意識してみましょう。

それでも症状が続く場合や鼻づまりが強い場合は、早めに医療機関へ相談することが大切です。花粉を含めたアレルギー検査で原因が分かることもあり、とくに少量の血液を採るアレルギー検査の中には、見た目の不安が少なく、お子さんの注射への恐怖が軽減される方法もあります。毎年花粉の時期に症状が強い場合には、舌下免疫療法という治療法を検討することもできます。これは花粉の成分を少量ずつ体に慣らしていく治療で、症状の軽減や内服薬の使用を減らせる可能性があります。舌下免疫療法は原則5歳頃からが対象となります。


「いつものこと」と思わずに

「花粉症は毎年のことだから」と我慢してしまう方も多いですが、お子さんの負担を減らす方法はあります。少し早めの準備と対策で、毎日をできるだけ快適に過ごせるよう、一緒に考えていきましょう。





今井崇勝院長