【子宮頚がん検診】広島市のがん検診を利用なら1,000円で受診OK

この記事は2021年9月10日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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こんにちは、ライター・金山ユミです。

突然ですが、子宮頚がん検診は行かれていますか?

「産後忙しくて何年も行けていない」「そのまま忘れていた」
そんな人もいるかもしれません。

勤務先の健康診断や被扶養者向けの健康診断があれば定期的に受診します。
けれども、そういった機会がないママにとっては、ついつい後回しになってしまうかもしれません。

出産してママになったとはいえ、婦人科の受診は内科や歯科に比べるとハードルも高いし腰も重くなります。

私自身、婦人科系でちょっと心配なことがあっても、やっぱり受診するまで時間が掛かります。
それでも2年に1度、必ず「子宮頸がん検診」を受けています。


知っていますか?
広島市では、きちんと手続きをすれば20歳以上の女性は2年に1度、1,000円で受診することができるんです。


▼この記事を読んで分かること
◎【広島市がん検診】の子宮頚がん検診について
◎【広島市がん検診】の登録方法と受診方法

この記事を読めば、【広島市がん検診】の子宮頸がん検診の方法がわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

1.広島市がん検診

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出典:令和3年度広島市がん検診【受診券・手引き・Q&A】


広島市では、国民健康保険の加入者をはじめとした職場等でがん検診を受診する機会のない人を対象に行っています。

検診登録することで各種がん検診の受診券を定期的に自宅へ郵送してくれます。

この郵便が届いたら、がん検診が受けられます。
対象となる検診のクーポンが印字されて届きます。


私は主人の扶養に入っていますが、健康診断を受診する機会はありません。

働いていても、いなくても。
国民保険でも、社会保険でも。
受診機会のない人は、広島市のがん検診を受ける事ができます。

登録したい人、登録できるか聞いてみたい人は問い合わせてみましょう。
登録は無料です。

がん検診登録の問い合わせ先は、各区の保健センターへ。


中区
082-504-2528
東区
082-568-7729
南区
082-250-4108
西区
082-294-6235
安佐南区
082-831-4942
安佐北区
082-819-0586
安芸区
082-821-2809
佐伯区
082-943-9731

2.受診方法

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出典:令和3年度広島市がん検診【子宮頸がん健診受診券】


受診方法は3つあります。
● 集団検診
● 施設検診
● 個別検診

集団検診

集団検診の場合は、同封の手引きか広島市のホームページに日程が記載されているので予約して行きます。
現在コロナ禍で利用不可ですが、公民館や会館に検診のバスが停まってるの見かけたことがある人もいると思います。

集団検診の予約方法は以下の3つ。
● インターネット https://www.mrso.jp/gov/hiroshima/hiroshima-shi/index/
● 電話 082-504-2298(月曜日~金曜日 9時00分~16時30分)
● FAX 082-504-2258

施設検診

施設検診の場合は受診日が決まっているので、その中で予約して行きます。
日曜日しか行けない、女医さんが良い、センターが近い、という人はおすすめです。

広島市健康づくりセンター
広島市中区千田町3-8-6
月・水・金曜日13時~15時
第3日曜日 8時30分~11時30分(診察は女性が対応)

広島市健康づくりセンター予約専用ダイヤル
082-544-8228(月曜日〜金曜日 9時〜16時)

個別検診

個人的に最もおすすめなのが、子宮頸がん検診実施医療機関での個別検診です。

理由は
● 出産した病院であれば慣れている
● 時間の都合が合わせやすい
● 必要に応じて「子宮体部細胞診」を800円で追加できる
● 他の心配事も診てもらえる


広島市のリストがあるのでその中から病院に直接連絡します。
予約の際に、広島市の受診券がある事を伝えましょう。

子宮頸がん検診実施医療機関


3.まとめ

● 広島市のがん検診は「受診の機会がない人」が登録できる
● 検診は子宮頸がん検診実施医療機関での個別検診がおすすめ
● 子宮頚がん検診に行きましょう



子宮頚がん検診は、自費で受診すると5,000円以上はかかってきます。
それが1,000円で受けられるなんて、とてもお得。

加えてそれ以上の最大のメリットは、定期的な受診が習慣化すること。
広島市に住んでいる限り、登録をしておけばがん検診の案内が届きます。

検診は元気な時ほど忘れてしまうけれど、受診券が自宅に届くことで「がん検診にいこう」と思い出させてくれる仕組みができます。

案内が届くと「行こうかな」って思いませんか?
結果が出るまではドキドキするけれど、必ず受けて良かったと思えるはずです。

私がきちんとがん検診を受けるようになったのは、娘を出産してから。
きっかけは娘が赤ちゃんの頃に保健センターで受講した、20代〜50代を対象にした女性セミナーで医師の講義を聞いたことでした。

子どもがいるからこそ、これまで以上に健康に気遣って自分を大切にしたい。
自分を大切にする事は、子どもを大切に守ることと同じ事。
そう感じたからです。

この記事をきっかけに、一人でも多くの人が「子宮頚がん検診を受けようかな」と考えて頂けると嬉しいです。

(担当ライター:金山ユミ