【作り方&手入れ方法】付き!おうちで簡単☆ぬか漬け

この記事は2021年6月30日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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▼この記事を読んで分かること
◎ぬか漬けって?
◎ぬか漬けの作り方
◎おすすめの材料

この記事を読めば、「ぬか漬け」にチャレンジしたくなるかもしれないので、ぜひ参考にしてみてください。

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「ぬか漬け」は、身体にいい。

一度は耳にしたことがある人が多いのではないでしょうか?

筆者は子どもの頃、母にそう言われ、夏はよく「ぬか漬け」を食べていました。

お漬物の中で、ベスト3に入るくらい「ぬか漬け」の味が大好きです!

筆者の脳裏には、母が「ぬか漬けは毎日かき混ぜなくちゃいけないから大変」と言いながら、大きなタッパーに手を入れ、ぬか床を混ぜていた姿が浮かびます。

大好きな「ぬか漬け」でしたが、大学進学を機に実家を離れてから、ほぼ食べた記憶がありませんでした。

「ぬか漬け」は手が掛かるもの、と思っていたので自分で作ろうと思ったことはありませんでした。

ところが、昨今の“ぬか漬けブーム”により、毎日ぬか床を混ぜなくても大丈夫なものがあるということを知り、筆者もチャレンジしてみることにしました。

実際作ってみると、簡単に美味しくできました。

冷蔵庫に保管していてもさほど場所もとらず、においも気になりません。

料理で余った野菜をとりあえずぬか床に入れておけば、「ぬか漬け」になります。

節約料理ともいえそうです。

メリットいっぱいの「ぬか漬け」!

そこで、今回、簡単に作れる「ぬか漬け」をご紹介したいと思います!

1..ぬか漬けはどうして身体にいいの?

「ぬか漬け」は身体にいいと聞きますが、どうしてでしょうか?

それは、

・腸内環境を整える

・食材の栄養価がアップ

するからです。

腸内環境を整える!

「ぬか漬け」は、発酵食品で、植物性乳酸菌が含まれています。

乳酸菌は腸内で悪玉菌の繁殖を抑えてくれ、腸の働きを活発にします。

腸内環境が整うことで、免疫力の向上なども期待できます。


栄養価がアップ!

野菜をぬか漬けにすることで、ぬかの栄養成分が吸収され、ビタミンB1が約10倍にも増えるそうです。

ビタミンB1は、糖質からのエネルギー生産と皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをしれくれます。

その他、余分なナトリウムを身体から排出してくれるカリウム、ビタミンC、ビタミンK、ナイアシンなどの栄養素も増えます。

筆者はあまり栄養面に詳しくなく、発酵食品+乳酸菌が豊富で、ぬかの栄養素も取り入れられるなら身体にいいんだろうという程度ですが、美味しくて健康にもいいというのは、嬉しいですね♪

2.ぬか漬けを作ってみよう!

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筆者は生協で『熟成ぬか床パック』を購入しました。

無印良品の『発酵ぬかどこ』も有名です。

どちらも毎日のかき混ぜがいらないゆか床です。

あらかじめ発酵させているので、そのまま野菜を漬けられます。

チャック付袋なので、容器も準備する必要もないので、とても便利!

すぐに作り始めることができます

作り方

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おおまかな作り方は、

①野菜を水洗いする。

②野菜の両端を切り、へたを取る。

③材料が隠れるようにぬかに入れ、冷蔵庫で漬ける。

④水洗いして、できあがり☆

以上です!

とっても簡単

材料によりますが、だいたい12時間ほどで漬けあがるので、夜仕込んでおけば、翌朝食べられます。

ぬか床の手入れ方法

・余計な水分が浮いたら
 →野菜から出た水分。キッチンペーパーで吸い取る。

・柔らかくなったら
 →市販のいりぬかを足す。

筆者は2ヶ月ほど使用していますが、数回漬けるだけで、かなり水分がでて、ぬかが柔らかくなってしまいました。
そのため、毎回キッチンペーパーで水分を取り、別売されているぬかを追加で購入し、足して柔らかさを調整しています。

他にも下記のようなお手入れ法があります↓

・塩味が足りないと感じたら
 →塩小さじ1杯を加えて、かき混ぜる。
 繰り返し野菜を漬けると、ぬか床の塩分を野菜が吸収し塩味が薄くなります。

・酸味を感じたら
 →ゆで卵の殻を乾燥させ細かくくだいたもの、または市販のからし粉をぬか床に混ぜる。

・白い斑点がでてきたら
 →酵母によるものなので品質には問題ないが、その部分を取り除き、塩を加える。


3.おすすめの材料

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筆者にとっては、きゅうりの「ぬか漬け」がNo1です!

えぐみや苦味成分が含まれているので両端を切り取り、8~12時間ほどで漬けあがります。

きゅうりによっては表面が滑らかになるよう、板ずりして漬けます。

さくさくきゅうりにコクのある酸味、お醤油を少し垂らして食べるとまた美味しい!

夏のごはんのお供に最高です♡
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大根の「ぬか漬け」は、旦那に好評でした。

旦那は「たくあん」が好きですが、市販のものは添加物が気になります。

自家製の「ぬか漬け」であれば、無添加でできます。

大根の「ぬか漬け」を食べさせたところ、これからは「たくあん」の代わりに食べるそうです。

あっさりしていて美味しいらしいです。
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パプリカの「ぬか漬け」もオススメです。

「ぬか漬け」にすることで、パプリカの甘味が引き立ちます。

サラダ感覚で食べられるお漬物です。

食卓の彩りにあると便利です!
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ズッキーニの「ぬか漬け」は、きゅうりとなすびのような食感で、サクサクとした食感を楽しめます。

太いので漬ける時間はきゅうりより長めです。

ズッキーニは、漬かり具合が足りないと、えぐみが残ります。

しっかりと漬けるようにしましょう。

筆者は、家でズッキーニを初めて生で食べました。

「ぬか漬け」であれば、エレンギも生で食べられるそうです。
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ミニトマトの「ぬか漬け」は、ピクルスのような味になるかと想像していましたが、違いました。

「ぬか漬け」の酸味とトマトの旨味が合わさってより甘さが増します。

皮があるので、漬ける時間が長く24時間以上が目安です。


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アボカドの「ぬか漬け」は女性が好きそうなクリーミーな味に仕上がります。

皮を剥かなくてもそのまま漬けることができるようですが、私は皮を剥いて漬けました。

形がくずれやすいので、熟し具合によってはキッチンペーパーを巻いて漬けるといいです。

写真のアボカドの「ぬか漬け」は、ぬか床から取り出すまでは良かったのですが、ぬかを水で洗い流す際に、形が崩れてしまいました。

水洗いしなくても、キッチンぺーパーでふきとるだけでいいようです。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか?

以前は手間の掛かるイメージだった「ぬか漬け」ですが、現在は毎日かき混ぜなくてもよく、簡単に始められ、美味しく作れます。

料理で余った野菜の切れ端も、とりあえずぬか床に入れれば、一品になのでとっても便利!

身体にとってもいい発酵食品である「ぬか漬け」。

この夏、「ぬか漬け」デビューしてみてはいかがでしょうか?


商品名
コープ『熟成ぬか床パック』
ホームページ
こちら
商品名
無印良品『発酵ぬかどこ』
ホームページ
こちら
(担当ライター:ぴぷママ