【広島】グッズも充実!ヨシタケシンスケ展かもしれない@ひろしま美術館

この記事は2022年10月2日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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2022年9月23日(金・祝)〜11月20日(日)、ひろしま美術館にて、『ヨシタケシンスケ展かもしれない』(以下、ヨシタケシンスケ展)が開催されています!

2013年に『りんごかもしれない』で絵本作家として鮮烈なデビューを飾って以来、大人からも子どもからも大人気のヨシタケシンスケさん。
ヨシタケさんの絵本は
国内外で高く評価されており、これまで数々の賞を受賞しています。
また、絵本を出版する以前から活躍してきた、
イラストレーター、造形作家でもあります。

我が家も親子ともにヨシタケさんの絵本が大好き♡
独特の着眼点や感性に、ゲラゲラ笑ったり、時にはハッとさせられたり…。
一度読んだらクセになりますよね♪

そんなヨシタケさんの
初の大規模個展であるヨシタケシンスケ展が、広島でも開催されるとあって、家族(息子5歳、娘3歳、夫、私)で行ってきました!

本記事では、
展覧会の見どころをはじめ、会場限定グッズやカフェコラボ商品の情報などをご紹介します♪

▼この記事を読んで分かること
◎整理券配布について
◎ヨシタケシンスケ展レポ
◎会場限定グッズ情報
◎カフェのコラボメニュー情報
◎ひろしま美術館のアクセスと駐車場
◎館内の設備について

この記事を読めば、ヨシタケシンスケ展の楽しみ方が分かりますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.整理券配布について

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整理券配布所
ヨシタケシンスケ展では、全日程において、先着順の整理券配布による入館制限を実施しています。
整理券は毎日8:50から美術館入口にて配布しており、
配布予定枚数に達し次第、配布を終了するそうです。
先着順のため、
入館時間帯の希望および予約は受け付けていない点は注意が必要です。
詳しくは こちらの美術館からのお知らせをご覧ください。

また、こちら ひろしま美術館公式ツイッターアカウントでは随時、混雑状況や整理券配布終了をお知らせしてくれるので、行かれる際は、チェックすることをオススメします。
ちなみに我々は、土曜の14時頃行ったところ、待ち時間なしで入場できました。

2.ヨシタケシンスケ展レポ!

ここからは当日の様子を詳しくレポートしていきます♪
なお、本展覧会は基本的に
写真撮影OK!(動画はNG)
気になるものはじゃんじゃん撮っていきましょう!

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ユニークなパネル
美術館入口で整理券を受け取り、手指を消毒して入場すると、例のゆるっとしたイラストとコメントの描かれたパネルがあちらこちらからお出迎えしてくれます。

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『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』の顔出しパネル

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『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』のぬりえ
中庭を抜けて展示会場へ入ると、『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』の顔出しパネルがあります。
1人1枚持ち帰り自由なぬりえも置いてありましたよ。

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メインビジュアルそっくりの展示会場

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美術館入口のメインビジュアル
展示室に入ると、目の前にダンボールで作られた展示会場が。
あれ?どこかで見たことがあるような…。
…これ、ヨシタケシンスケ展のメインビジュアルそっくりじゃないですか!
と、ここで一気にヨシタケシンスケワールドに引き込まれます。

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一面にスケッチが展示された壁
圧巻だったのが、こちらの壁面!
ヨシタケさんがいつも持ち歩いてアイディアを書き留めている手帳の実寸大の複製で、1万枚を超える膨大なスケッチの中から約2,000枚を展示しているそうです。
まさに作家の「頭のなか」をのぞいている気分になれますね。
時間の許す限り、ずっと見ていたくなります。
なお、こちら
ヨシタケシンスケ展公式インスタグラムでは、このヨシタケスケッチを1日1枚ずつ公開しています。

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「りんごでうるさいおとなをだまらせよう」コーナー
うちの子ども達のテンションが一番上がっていたのは、『りんごかもしれない』の「りんごでうるさいおとなをだまらせよう」コーナー。
文字通り、ふわふわのりんごを大人達の口に入れると…どうなるかはお楽しみです♡

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「これ、な〜んだ?」コーナー
『なつみはなんにでもなれる』の「これ、な〜んだ?」コーナーも、多くの子ども達が楽しんでいました。
こちらでは、裏にある複数枚のパネルから好きなものを選び、ジェスチャーゲームができます。
うちの子ども達もキャッキャしながら交代で当てっこしていました。

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「じごくのトゲトゲイス」と「てんごくのふかふかみち」コーナー
『このあと どうしちゃおう』の「じごくのトゲトゲイス」と「てんごくのふかふかみち」を再現した展示も♪
こちらのトゲトゲイス、実際に座ってみると結構痛〜い(笑)!
他の来場者からも、悲鳴と笑い声が上がっていました。
一方ふかふかみちは、綿のように本当にふっかふかで気持ちいいです。
あのトゲトゲとふかふかは、ぜひみなさんにも会場で体感していただきたいです!

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『ころべばいいのに』の「アイツ」

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「あなたもりんごかもしれない」コーナー
そのほか、『ころべばいいのに』の「アイツ」がいたり、自分の顔が「りんごかもしれない」なにかになったり、会場にはワクワクする仕掛けがいっぱい!

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広島で描き下ろしたイラスト

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『りんごかもしれない』展示コーナー
ヨシタケさんが広島に実際に来て描いてくださったイラストが展示してあるのも嬉しいですね。
ヨシタケさん描き下ろしの黄色いふせんやジップロックも良い味出してます。

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カブリモノシリーズなどの立体作品
学生時代の立体作品なども多数展示されており、より深くヨシタケさんのことを知るきっかけになりました。

3.エッジの効いた展覧会オリジナルグッズ

ヨシタケシンスケ展では、会場限定グッズが数多く販売されています。
もちろんグッズも「普通」なわけがありません(笑)。
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『ヨシタケシンスケ展かもしれない 公式図録 こっちだったかもしれない』
たとえば図録
一般的には、展覧会で展示されていた作品をまとめた冊子を指しますが、『ヨシタケシンスケ展かもしれない 公式図録 こっちだったかもしれない』には、展覧会のために描いた1,000点以上の未公開スケッチや、展覧会オリジナルグッズを自ら考案したスケッチ170点以上など、ヨシタケさん自身が描き下ろしたコンテンツが豊富に収録されています。
図録というより、もはや全く新しい本では…?と「図録」の概念を覆してくるあたり、さすがヨシタケシンスケ展ですね♪

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展覧会オリジナルグッズの数々
そのほか、クリアファイル、ピンバッチ、トートバッグ、Tシャツなどなど、絵本から飛び出したキャラクターや、展示会のために描き下ろしたオリジナルイラストの商品がたくさんあり、グッズ販売会場自体が展示会の続きのよう。
行ったらあれもこれも欲しくなっちゃうこと、間違いなしです!

4.数量限定カフェコラボメニューあり

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『カフェ・ジャルダン』のヨシタケシンスケ展コラボメニュー
美術館敷地内の『カフェ・ジャルダン』では、ヨシタケシンスケ展とコラボした特別メニューが楽しめます。

数量限定なので、
絶対に食べたい方は午前中早めの時間に行くのがオススメです!

私も
「りんごかもしれないケーキ」「青りんごかもしれないケーキ」のどちらかを食べたいなぁ、と思っていたのですが、行った時点でどちらもすでに完売しており、食べられませんでした。残念!
見た目はりんごだけれど、中身は食べてみてのお楽しみとのこと、かなり気になりますよね。

会期中、カフェのみの利用はできないため、もう一度ヨシタケシンスケ展を観覧しつつ、カフェリベンジしようか悩み中です。

5.ひろしま美術館について

最後に、会場となるひろしま美術館についても簡単にご紹介します。

アクセスと駐車場情報

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外から見たひろしま美術館
ひろしま美術館へは、アストラムライン「県庁前」駅から徒歩2分で到着します。
また、バスは「広島バスセンター」、市内路面電車は「紙屋町西」か「紙屋町東」で降車すると、それぞれ徒歩約5分で着きます。

駐車場は、障がい者等専用駐車場のみとなり、一般用駐車場はありません。
来場する際は、公共交通機関、または近隣の駐車場をご利用ください。

館内の設備について

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『カフェ・ジャルダン』横の多目的トイレ
館内の設備も、乳幼児連れのママパパにとって、気になるところではないでしょうか。

ひろしま美術館はバリアフリー構造なので、ベビーカーや車椅子でも入場可能です。
ベビーカー2台、車椅子3台の貸出サービスもありますので、必要な方は受付までお申し出ください。

授乳室は事務棟地下にあり、『カフェ・ジャルダン』横の多目的トイレにはベビーベッドが設置されているので、乳児連れでも安心です。

無料のコインロッカーがあるのも、荷物が多い子連れにはありがたいですね。

6.まとめ

本記事では、ひろしま美術館で開催されている『ヨシタケシンスケ展かもしれない』の様子をご紹介しました。

とにかく
展示の仕方がユニークで、大人も子どもも最初から最後まで、飽きずに楽しむことができる展覧会ではないかと思います。

クスッと笑えて考えさせられて、見終わったあとは発想が柔軟になる「かもしれない」ヨシタケシンスケ展!

ぜひみなさんも会場に足を運んで、ヨシタケシンスケワールドにどっぷり浸かってみませんか♪

名称
ヨシタケシンスケ展かもしれない
会期
2022年9月23日(金・祝)〜11月20日(日)
※会期中無休
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
会場
ひろしま美術館(広島市中区基町3-2)
観覧料
一般1,300円、高大生1,000円、小中学生500円
※未就学児童は無料です。
※本展の入館券でコレクション展示もご覧いただけます。コレクション展示のみの入館券は販売しておりません。
※障がい者手帳をご持参の方は、ご本人と同伴者1人が無料になります。
※65歳以上の方は1,100円となります。当日受付に年齢確認の出来るものをご提示ください。
ヨシタケシンスケ展公式サイト
こちら
ヨシタケシンスケ展公式インスタグラム
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ひろしま美術館特別展特設サイト
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ひろしま美術館公式ツイッター
こちら
(担当ライター:たかはしみか