第35回現代絵本作家原画展【戸川幸一郎展】@東広島市立美術館

この記事は2022年7月6日に作成および更新したものです。
おでかけやご利用の際は公式サイト等で最新の情報を確認してください。
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2022年7月30日(土)~9月25日(日)、東広島市西条の東広島市立美術館で親子のおでかけにピッタリな展覧会が開催されます。
それが【第35回現代絵本作家原画展 戸川幸一郎 おもいコロコロつながって】。
今回は、展覧会の内容や関連イベント、作家・戸川幸一郎さんについてご紹介します。
なんとチケットプレゼントもあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

▼この記事を読んで分かること
◎【第35回現代絵本作家原画展 戸川幸一郎 おもいコロコロつながって】の概要
【第35回現代絵本作家原画展 戸川幸一郎 おもいコロコロつながって】関連イベント

この記事を読めば、展覧会のあれこれが丸わかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

1.第35回現代絵本作家原画展 戸川幸一郎 おもいコロコロつながって

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戸川幸一郎『シュモーおじさん』より 2016年(シュモーに学ぶ会制作)個人蔵

自然豊かな江田島の地で絵本・絵画・版画・陶芸など様々な手法を用いて、創作活動を続ける絵本造形作家・戸川幸一郎さん。
これまで、作家が人間らしさを最もあらわしていると語る “こども”の表現をテーマに制作を続けてきました。

広島芸術専門学校に在学中、絵本の持つ自由な世界に触発され卒業制作では銅版画による絵本作品を発表。
その後、背中に家を乗せためずらしい動物のキャラクター「イドウシキ」をきっかけに、ふしぎな世界が広がる『はじまりの部屋』や、戦後広島で、戦災により住まいを失った人のために家を建てた米国人活動家フロイド・シュモーを紹介する『シュモーおじさん』などの絵本を手がけています。

本展では、初期の卒業制作から『シュモーおじさん』までの絵本原画を中心に、フロイド・シュモーに関連する資料を交えて紹介するほか、来場者と作家でつくりあげる参加型展示を行います。
戸川幸一郎というひとりの人間を軸に、多様な表現方法や作品から派生してあらゆる方向へとつながり生まれる、自由で柔らかな遊び心あふれる世界観を楽しめます。

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戸川幸一郎『シュモーおじさん』より 2016年(シュモーに学ぶ会制作)個人蔵

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戸川幸一郎《イドウシキ》 2005 個人蔵

関連イベント

【第35回現代絵本作家原画展 戸川幸一郎 おもいコロコロつながって】では、関連イベントも満載です。

①アーティストトーク&サイン会

戸川幸一郎さんの制作活動の歩みを中心にお話しいただき、終了後にサイン会を行います。
※サインは戸川幸一郎さんの絵本・作品集(持参可)にのみ

日時/2022年7月31日(日)14:00~15:30
会場/1階アートスペース
定員/40名(事前申込制・参加無料) ※お申込は1組4名まで
申込締切/7月18日(祝)必着


②講演会「フロイド・シュモーと仲間たち」


絵本『シュモーおじさん』に関連して、フロイド・シュモーとその仲間たちが広島で行った平和活動についてお話しいただきます。終盤には戸川氏も加わり、絵本制作にまつわる話をお聞きします。

日時/2022年8月7日(日)14:00~15:30
講師/西村宏子(「シュモーに学ぶ会」代表)、戸川幸一郎(出品作家)
会場/1階アートスペース
定員/40名(事前申込制・参加無料) ※お申込は1組4名まで
申込締切/7月29日(金)必着



③ワークショップ「ジャバラ絵本をつくろう」

戸川さんが卒業制作で作った絵本はジャバラ式の絵本でした。
一人一冊、オリジナルのジャバラ絵本を作ってみましょう。

日時/2022年8月11日(祝)①10:00~12:00、②14:00~16:00
講師/戸川幸一郎(出品作家)、と独楽舎メンバー
会場/1階アートスペース
定員/各回10名(事前申込制)※お申込は1組2名まで
対象/どなたでも(小学生以下は保護者同伴)
参加費/500円
申込締切/8月2日(火)必着



④家族で遊んで話して楽しもう!

[午前回] ワークショップ編:「パパわちゃわちゃ遊び」
身体を使ったりユーモアを交えた“わちゃわちゃ”した遊びを紹介。
パパはもちろん、ママやご家族も一緒に参加してみよう。

[午後回] トーク編:「これからの“シン・オトーサン”」
江田島で「と独楽舎」を運営する戸川さんと谷村さん。
遊びや学びを中心に、これからの教育や子育てにおける「お父さん」像について参加者の皆さんとともに語ります。

日時/2022年9月4日(日)※事前申込制/参加無料/午前・午後両方申込可
   [午前回]10:30~12:00 /[午後回]13:30~14:30
講師/戸川幸一郎(出品作家)、谷村仰仕(と独楽舎共同代表・呉工業高等専門学校特命准教授)
会場/1階アートスペース
定員/[午前回]10名(対象:未就学児/保護者同伴)、[午後回]15組(対象:ご家族の方)
申込締切/8月24日(水)必着



⑤公開制作×参加型展示「トコさんとつながろう!リレーペインティング」

7月30日から9月18日までの期間、展示室内に設置されたキャンバスに、来館者は画材を使って自由に一筆描くことができます。
下記日時の2回にわたって、その上から戸川さんがペインティングを行い、作品を完成させる参加型展示企画です。

公開制作日時/2022年8月21日(日)、9月18日(日)両日とも9:00~17:00
会場/3階展示室会場内(要観覧券・自由参加)


⑥エリザベト音楽大学 ミュージアムコンサート「あそび to アート みんなで作品つくっちゃおう!」

エリザベト音楽大学と戸川さんのコラボ企画です。
同大学学生らによる絵本『シュモーおじさん』の読み聞かせと本イベントのために制作した楽曲の演奏(プログラム①)、そして即興演奏に合わせて戸川さんによるライブペインティング(プログラム②)を行います。


日時/2022年9月19日(祝)※途中休憩時間あり・出入り自由
   プログラム①10:00〜/14:00〜、プラグラム②12:30〜13:30
会場/1階アートスペース
定員/40名(当日先着・参加無料)
主催/エリザベト音楽大学、東広島市立美術館


⑦「拝啓、戸川幸一郎さんへ」

館内設置のコーナーにて、戸川さんにお手紙を書きましょう。
お手紙は会期中、館内に展示します。
展覧会終了後、抽選で1名様に戸川さん直筆メッセージをプレゼントします。


イベントについてはそれぞれこちらのページから申し込みできます。

作家紹介

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戸川 幸一郎(とがわ こういちろう)

1976年呉市生まれ。1995年後藤美術研究所で本格的に絵画を始める。1997年渡仏し制作活動を行う。帰国後、1999年広島芸術専門学校に入学し銅版画を専攻。在学中、絵本の自由な世界観に触発され、卒業制作で絵本作品を発表した。以降、広島を中心に作品を発表。2005年『はじまりの部屋』を自費出版。2008年『雲であること ことばとえとかたち集』を発行し、gallery G(広島市)で個展を開く。2016年『シュモーおじさん』(シュモーに学ぶ会発行)を手掛ける。2020年から遊びと暮らしが学びになる「と独楽舎」を開設。現在江田島市に拠点を構え活動する絵本造形作家である。

開催概要

名称
第35回現代絵本作家原画展
戸川幸一郎 おもいコロコロつながって
会期
2022年7月30日(土)~9月25日(日)
開館時間
9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)
ただし、7月30日(土)は10:00開館、8月26日(金)、9月23日(金・祝)は19:00まで開館
休館日
月曜日(祝日の場合は翌平日)
会場
東広島市立美術館 3階展示室
(東広島市西条栄町9-1)
観覧料
一般800円、大学生500円、高校生以下無料
ホームページ
こちら
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『はじまりの部屋』より 2005 年 個人蔵

チケットプレゼント

web読者限定で、【第35回現代絵本作家原画展 戸川幸一郎 おもいコロコロつながって】のペアチケットが5組に当たります♪

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■応募締切:7月13日(水)
■当選発表:7月20日(水)

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(担当ライター:編集部)