進級・入園で朝がバタバタ…保育士ママの“グズグズとの向き合い方”

この記事は2026年4月22日に作成および更新したものです。
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進級や入園のこの時期、朝の準備がうまく進まず、バタバタしてしまうことはありませんか?
時間がないのに…」と思いながらも、思うようにいかない朝に、気持ちが焦ってしまうこともありますよね。
わが家でも、そんな朝が続いていました。

2歳の子は、担任の先生は変わっていないのに、お部屋が変わり、新しい先生に人見知り。
「保育園行かないのー」と毎朝大号泣でした。
5歳の子も、担任は変わっていないのに、年長になったことで緊張している様子。
泣くことはないものの、頻尿になったり、吃音が増えたりと、体や言葉に変化が見られました。
一見すると「いつもと同じ」ように見えても、子どもにとっては大きな変化。
その中で、どう関わればいいのか悩む日々でした。
でも、子どもたちの姿を見ていく中で、グズグズの裏にはちゃんと理由があること、そして関わり方を少し変えることで、朝の時間が少しずつラクになることに気づきました。

こんなときに、わが家でよくやっている“ちょっとした作戦”があります。

▼この記事を読んで分かること
◎ 朝のグズグズが起こる理由。
◎ 年齢によるグズグズの違い。
◎ 親も子もラクになる関わり方のヒント。

この記事を読めば、朝のグズグズへの関わり方のヒントが見つかるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。

1. 朝のグズグズは“心のサイン”

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進級や環境の変化があると、子どもは見えない不安を感じやすくなります。
朝のグズグズは「困らせたい」のではなく、「どうしていいか分からない」という心のサイン。
保育士として現場でも、この時期は同じような姿をたくさん見てきました。

我が家の2歳と5歳、それぞれのグズグズ

2歳の子は、気持ちを言葉にすることが難しく、「イヤ!」「行かないの!」という形で表れることがあります。
一方で5歳の子は、状況が分かるからこそ不安を感じやすく、がんばっている分、朝にその気持ちが出てくることもあります。
“まだ起きたくない…”"新しい先生・クラスが不安…”“着替えさせてほしい”理由はいろいろなのですが、その子その子に合った関わりを考えるのは、忙しい朝にはなかなか難しいですよね。

2. 朝がラクになった関わり方

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朝のグズグズに対して、「どうしたらいいの?」と悩むこと、ありますよね。

わが家でも試行錯誤の毎日でしたが、関わり方を少し変えてみることで、朝の流れが少しずつラクになっていきました。

ここでは、わが家で実際にやっている関わり方をご紹介します。

【起きる】起きられない朝は“充電タイム”

朝、なかなか起きられない日もありますよね。そんなときは無理に起こすのではなく、一緒に布団の中に入ってみるのもオススメです。
ぎゅっと抱きしめたり、「おはよう」「今日はいい天気だよ」など、ゆっくり声をかけながら、少しだけ“心の充電”をする時間にしています。
一見すると時間もないし遠回りのようですが、この時間があることで気持ちが落ち着き、その後の準備がスムーズになることも多くあります!

【食事】 食べられない朝はハードルを下げる

食べたくないときは、
・小さなおにぎりにする
・パンを食べやすい大きさに切る

など、少しだけハードルを下げると、食べられることもあります。

ここでひとつポイントなのが、
あらかじめ小さくするのではなく、子どもの目の前で小さくすること。


目の前で切ったり、丸めたりすることで、「減らしてくれた!」と視覚的に伝わり、「これなら食べられるかも」と気持ちが切り替わることがあります。

(※「やっぱり食べる」となることもあるので、少しの間残しておくのもおすすめです。)

【着替え】 “選べる”だけで気持ちは変わる

服は「これ着て」ではなく、
・自分で選んでもらう
・2択から選んでもらう

など、子どもが決められる形にするとスムーズです。

(※その日に合わない服はあらかじめよけておくのがおすすめです、、、)

【準備】“楽しくゆるく”

着替えを嫌がるときは、「よーし!特別大サービス!着せてあげちゃう!」と声をかけて、思いきって手伝ってしまうこともあります。2歳も5歳も同じです。
『天国と地獄』を歌いながら、早くしたりゆっくりしたりして遊びに変えると、気持ちが切り替わることも。
「朝はがんばらなくていいよ」とゆるめてあげると、できる日が出てきて、少しずつ自分でできるようになっていきました。

3. どうしてもダメな日は

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いろいろ試してみても、どうしてもうまくいかない日ってありますよね。

そんな日は“無”になる…笑

「今日は時間がないのに…」と焦る日ほど、うまくいかないですよね。
思いきって“がんばらない”と決めることも大切です。

そんなときは、“無”になって、こちらがサッと準備を進めてしまうのもひとつの方法です。

食べたくない朝は、無理に食べさせなくても大丈夫。
一食くらい食べられなくても、園では食べることも多いです。

何をやってもダメな日、時間がない日は、「しょうがない」と割り切ることも大切だと感じています。
「今日は朝うまくいかなくて…」と先生にひとこと伝えるだけでも大丈夫。
無理に整えようとしなくても、 元気に登園できれば、それで十分な日もあります♪

ただ、毎日だとお腹もすいてしまいますし、朝ごはんを食べて行く習慣も大切にしたいですよね。
また、本当に体調が悪い場合もあるので、まずはそこを確認することも大切ですね。

4. まとめ

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朝のグズグズは、子どもなりの不安や気持ちの表れです。
受け止めてもらった経験や、待ってもらった経験は、その場では時間がかかっても、子どもの安心につながっていきます。
そしてその安心が、少しずつ「自分でできる力」へとつながっていきます。
しっかり受け止めてもらうこと、待ってもらうこと。
これって遠回りに見えて、実は近道だったりするんですよね。


…とはいえ、わが家はそれが足りなくてグズグズ長引いたこともあります(小声)
毎日うまくいかなくても大丈夫。
がんばらない日があっても大丈夫。

今日もがんばったお母さん、お父さんへ。朝を乗り切っただけでも十分頑張っています。
自分へのご褒美も忘れないでくださいね。
「今日の私頑張った!」「私、大人だったわー」と褒めてあげて、ほんの少し好きなものを食べたり、ひと息ついたり。

それで、また明日の力にしましょう!!

(担当ライター:hachi