実践_岸畑式教育方針

第13回:全国統一小学生テストに勝利を得る、親の子育てに関心が広がっています。


 子どもの能力を伸ばすための躾とは、子どもに躾を感じさせない余裕のある親の楽しい仕掛けではないでしょうか。遊んでいるような、遊んでいないような、そんな親の姿勢こそが、子どもの好奇心を育て、子どもの能力を最高に伸ばすといってよいでしょう。
 まず、全国第一位理科を獲得した安田小四年の沖龍青君。父曰く、「中国の故事『紙上兵談』に学び、子どもと遊び倒した。」と。いや、今も進行形です。①山で野草を食べたり遊んだりすること。②虫は時間と場所、捕獲や飼育のこと。③水物は魚釣りから潮の見方、活魚の飼育からその習性のこと。④空は星や雲からの天気や、月齢などから海の干満を知ること。⑤動物園でゾウやキリンなどに飽きるまで餌を与えること。⑥塾までの長距離はNHKにスイッチオンのこと。今も、父の遊びに真剣に付き合い「理科の実験や勉強を『楽しかった。』」ではない男の子になっています。
 次は、都道府県第四位社会を獲得した安田小四年の星山香乃さんです。「お母さん、もう少し教育熱心になったら?」と意見されるが、なるべく「勉強をさせられている。」と気付かれないように、学習をさせているからなのです。例えば、学校の既習テストは一冊にまとめ、年間大休暇まで眠らせてから復習を行います。その一冊の中身は、旅行記や観察体験記録、読書感想文、写真の数々などの一工夫を施した「させられている感」のないもので、達成感を味わう最高のチャンスにさせます。社会に関しては、トイレに貼っている日本白地図から、家族で旅した楽しい思い出と場所をリンクさせ、各土地での出来事を話し合い、穴埋め完成学習を無意識にさせます。また、テレビニュースを見ながら、「独り言ぼやき」を実演していると、「お母さん、なぜ、ぼやいてるの。」と、傍に来て延々とぼやく母の政治論・APECやG20、栄養学にまで発展させてしまうのです。その間、「ねえ、これは、お母さんの意見だけどね。あんた、どう思う。」と、振ることも。このことが、先々に於いて役立つであろうと考えられる母の「させられている感のない楽しい仕掛け」なのです。今日も、白地図完成のために、旅行先計画中です。
 最後に、国語・算数都道府県第一位を獲得した、なぎさ公園小一年の田原香凜さんです。「勉強しなさい。」と、一度も言ったことがなく、「お手伝いをしなさい。」と言うのが、共働きの田原家の口癖になっています。また、どんなに小学校入試模擬試験で、良い成績をとっても褒美までは与えないのは、勉強が「評価」ではなく、人として大切なことを学ぶことだということを伝えます。人として大切なことは、何であるのかということを、何から学んでいるのでしょうか。それは、「本」の中です。多くの世界の偉人の伝記本が大好きで、将来の夢も偉人の影響を受けているようです。だから、「・・・を知りたい。」「・・・の問題を復習したい。」「・・・を見てみたい。」など、自ら興味をもち、発信してきたことに関しては、とことん夫婦で応援し、共有する時間を大切にしています。今も、本の中に入ったまんまです。
 以上のように、お子様の能力を伸ばすのは、親の「仕掛け方次第」にあることが分かりました。今一度、我が家の仕掛け方を覗いてみませんか。

「我が家の仕掛け」募集致します。原稿を、東学・岸畑宛に発信してください。次号に掲載させて頂きます。また、粗品進呈いたします。





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