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第51回:未来の学校


 新型コロナウイルス感染症の影響で学校も大きく様変わりすることになりました。失ったものも多くありましたが、新たな挑戦により勇気や力を得たこともあります。3月からおよそ3か月に及ぶ臨時休業に続いて、分散登校等、かつて経験したことのない対応に戸惑いながらも教師たちが知恵や工夫を凝らし真摯に子どもたちに向き合う姿を多く見ることができ、胸を打たれました。未来の学校とはどのような姿なのか、ほんの少しですが想像することができたように思います。


●オンライン授業

 力を発揮したのは、オンライン授業です。日ごろからタブレット端末などを使って、授業の中で情報を活用したり、互いの考えを共有したりしていたことが功を奏したと言えます。休校になると、早速子どもたちに教材を配信したり、提出してもらったりして学習を継続できたのです。家庭に居ながら、保護者の協力を得て、教室で学んだことを生かして学習を進めます。1年生も、ひらがなや算数の勉強を頑張ります。


●手づくりの教育

 この間、「なぎさスタイル」といわれる本校独自の教育の在り方の真価が問われたと思います。何より、日ごろから手づくりの教材を作成しているのですから、英語科の読み聞かせや体育科の遊びの要素を盛り込んだ運動、理科の実験、音楽の先生が歌う歌声や図画工作の絵を見てお話づくりをするなど、たくさんの動画や教材を作成して家庭に届けることができました。


●家庭と学校との協働

 このような取組は、ご家庭のご理解とご協力なしには実現しません。入学後1週間もたたないうちに1年生は学校へ来ることもできなくなり不安だったことでしょう。また、担任と保護者の方同士がつながりあうことも気がかりでした。そこで、1年生は、学級懇談会をオンラインで行いました。1日のうちの時間を決めて端末を使って交流できたことは、大変有意義なことでした。


●日常生活に生かす

 学校再開に当たって「学校の新しい生活様式」を踏まえた取組をしながら、通常の学校生活が始まりました。以前と大きく違う暮らし方に加えて、教室では、さらに劇的な変化が起きています。どの学年どの教科もタブレットを使った授業が毎日行われています。短期間のうちに教師も、児童も情報活用力が身についたのでしょう。頼もしい限りです。
 今後どのようなことが起きようとも、なぎさっ子は、たくましく未来を切り開いていくにちがいありません。




なぎさ公園小学校