まきクリニック

より精度の高い検査によって妊娠中・分娩時・出産後の負担をできるだけ少なく!


「初期胎児ドック」ってどんな検査?精度は?
 出産年齢や流産の経験、家系内の遺伝などにより、胎児の健康に不安を抱えているママは多く、出生前診断を希望する方は年々増えてきています。しかし、こうした中で「じゃあどの検査を受ければいいの?」と迷われるママも少なくありません。
 前回、胎児の臓器や頭蓋・脳の形成、手足、骨の形成、血流、胎盤の状態などから、染色体異常、遺伝子異常をはじめ様々な病気についてスクリーニング(選別)が可能な「初期超音波検査」と、母体血清マーカーを組み合わせる「オスカー検査」のことをお話しました。当院ではこの2つを組み合わせた「初期胎児ドック」を行っています。大人の病気も超音波やCT、MRI、血液検査など様々な方法で治療へとつなげていきますが、これは胎児においても同様です。超音波検査の場合、形状を細部までチェックしたうえで血液検査を行うことで、より精度を高めることができ、それが妊娠13週までの早期にわかります。「初期胎児ドック」では、数日後に結果をお伝えできるので、2週間かかるNIPTより早く安心できます。加えて、「初期胎児ドック」の陰性結果の精度は99.98%と、高額なNIPTの99.99%に遜色なく、しかもより多くの情報が得られます。仮に結果が陽性であっても「絨毛染色体検査」や「羊水染色体検査」で確定診断を行い、超音波精密検査でもしっかり経過を診ていくことができます。大切なのはしっかりとした情報を得ること。それがあれば、お腹の中の赤ちゃんがいまどんな状態なのか、異常がみられるなら今後どのように治療していけばいいのかをしっかり考えていくことができるのです。


計画的な分娩も可能に
 精度の高い検査結果は、妊娠中、分娩時、出産後のそれぞれに対して注意深い観察と早めの判断を可能にします。特に胎児に異常がみられる場合は分娩に耐える力が弱かったりするため、分娩後にも病気を管理できる施設を選ぶことが重要です。また、病気によっては帝王切開の方が適した場合もあるため、この予定も余裕をもって立てることができます。近年、こうしたケースの予後も良くなっており、その原因のひとつとして、出生前診断の広がりによって計画的な分娩や治療が可能になったことが考えられます。
 ただでさえ大変な子育てです。赤ちゃんが病気を持って生まれた場合の精神的なストレスはより大きなものになってしまいます。だからこそ、検査を受け予測を立てることが、そのストレスを軽減してくれるはずです。病気があってもなくてもご夫婦にとってかけがえのない命です。当院では、この命を守る最大限のサポートをさせていただきます。「遺伝カウンセリング」では、ひとりひとりの赤ちゃん、ご家族とゆっくり向き合っていきますので、どんな不安も気軽にご相談ください。





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