まきクリニック

大切な赤ちゃんのことがここまでわかる!「出生前診断」の「超音波検査」


検出率も高い超音波検査
 「高齢出産だけど大丈夫かな…」「自分の病気が赤ちゃんに遺伝しないかな…」「流産したので次の妊娠が不安…」など、妊娠中のママは様々な不安を抱えています。昨今、こうしたニーズから高額な「NIPT」検査が産婦人科以外の未認可施設で提供されることも増え、その検査結果だけをもって健康かもしれない赤ちゃんを中絶するケースもあります。こうした不幸な事例を防ぐためにも、今回は出生前診断における「超音波検査」のお話をさせていただきます。
 当院で妊娠11週から13週の「初期胎児ドック」で行う「初期超音波検査」は、ママのお腹の上から15分以上赤ちゃんを観察しています。胎児の心臓をはじめとした臓器や頭蓋・脳の形成、手足、骨の形成、血流、胎盤の状態などから、染色体異常、遺伝子異常だけでなく胎児の様々な病気についてスクリーニング(選別)が可能です。首のむくみから染色体異常や心疾患の可能性を探るNT測定以外にも、多くの超音波ソフトマーカーを検査することでさらに精度の高い結果が得られ、また、赤ちゃんの全身の病気を調べられることも利点となります。これに母体血清マーカー「オスカー検査」を組み合わせることでより精度を上げることもできます。(※1)
※1/妊娠14週以降は「中期胎児ドック」を行い、15週〜20週に「クアトロテスト」を組み合わせます。


50_超音波検査
顔や手足の特徴から内臓疾患まで超音波検査は全身のチェックができます。



「見える」ことで深まる愛情
 超音波検査と言っても、様々な条件により〝見えるもの〟は異なってきます。そもそもイギリス胎児医学財団が認定する資格がなければ初期の超音波胎児ドックを行うことはできません。超音波検査装置のスペックのみならず、医師自身の技量と遺伝の病気の知識が必要不可欠です。また、仮に胎児に異常が見つかった際にもその先の予測を立て、各専門分野と協力して最良の医療を提供できなければ妊婦さんは不安なままですから、綿密なカウンセリングのうえ、先々の治療方針までを説明してくれる医院選びが大切です。
 お腹の中で赤ちゃんがどうなっているかわからない時期にその様子を見ることができるのは、ママとパパの赤ちゃんへの愛情を深めます。父性の芽生えのきっかけとなり、妊婦さんを労わる気持ちやご夫婦の絆も強くします。何より超音波胎児ドックはご家族と赤ちゃんとの絆の始まりとなり、安心感を与えてくれるでしょう。当院では、遺伝カウンセリングでひとりひとりの赤ちゃん、ご家族とゆっくり向き合っていきます。どんな不安も気軽にご相談ください。





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