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うちの子、聞こえていますか?

子どもの難聴について

 難聴は目には見えないため、放っておくと、言葉の発達が遅れたり、学習やコミュニケーションなどの社会性にも影響をおよぼします。そのため難聴を早期に発見することができれば、就学してからの社会生活や日常生活の支障を減らすことができます。また聞こえない、聞こえにくい状況に耳は慣れてしまうので、子ども自身は訴えることができません。特に片耳が聞こえない片耳難聴、聞こえが低下した軽度難聴などは、周囲からも気付かれにくく、見逃されることがあります。幼少期は親の観察がとても重要になります。


主な難聴

 難聴の程度には軽度から重度まであり、その原因は遺伝によるものとそうでないものがあります。遺伝によらないものには、出産の時や、その前後の病気も含まれます。特に気をつけてほしい病気が、出産前なら風疹、出生後であれば中耳炎やおたふく風邪。おたふく風邪と診断を受けたら、子どもの聞こえをよく観察してください。


主な難聴の


難聴の確認方法

《 確認方法 》
①子どもの斜め後ろに立つ
②本人の好きなおもちゃを使い、左右から音を出す(新聞紙をまるめて音を立てる)
③子どもが音を鳴らした方にちゃんと振り向くかどうかチェック 

 音を鳴らしても全く無反応の場合は要注意。また右で鳴らしたのに左を向く場合は、右耳の聞こえが悪く片耳難聴の可能性があります。
 聞こえの確認は6ヶ月程度からでき、反応が鈍い時は医療機関に相談しましょう。耳鼻科であれば耳の状態や、耳垢や中耳炎などがないかを診察。4歳前後なら一般の診療所でも簡単な聴力検査ができます。通常の検査が難しい場合には遊びながらの聴力検査や脳波の測定で難聴の有無をチェックします。難聴は出生後の簡易脳波検査や乳幼児健診などで基礎的な確認事項によって発見されます。この検査にパスしても、成長するにつれて難聴の兆候を示すことも。よく成長過程で「言葉が出ない」などの問題があれば発達障害が疑われますが、耳の聞こえが原因で、言葉が遅れる可能性もあります。親は、難聴のサインに注意して、かかりつけ医師や医療機関に相談しましょう。


今井耳鼻咽喉科