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なぜ鼻水は出る?

鼻水の役割は異物を洗い流し、鼻の中を加湿、加温すること

 これからの季節、鼻水が止まらなくなって、ティッシュが手放せなくなることがあります。そもそも、なぜ鼻水が出るのでしょうか。
 鼻水には異物を洗い流し、適度に加湿、加温する役割があるからです。鼻水はくしゃみと同様に、鼻に入った異物を取り除こうとする防衛反応のひとつ。空気を鼻から吸い込むときにその空気に適度な加湿、加温し、鼻の中に侵入したウイルスや細菌またホコリやPM2.5などを体内に侵入しないようにする働きを持ちます。またネバネバしたもの、サラサラしたものなど、見た目も質も異なる鼻水の原因は、鼻に入った異物の種類により、鼻水の成分が変わるためです。
【透明な鼻水】風邪の引きはじめやアレルギー性鼻炎によるものがあります。また、大気汚染物質でも鼻水が出ることがあります。
【黄緑色の鼻水】黄緑色の鼻水がみられる場合は、ウイルスが原因です。細菌・ウイルス感染によるものがあります。
 しかし朝一番、お昼寝のあと、長時間寝たあとに色のついた鼻水が出ることがあります。これはタンパク質の変化で膿とは限りません。鼻を垂らしたままにすると、口呼吸によって喉が乾燥し、喉を痛めたり、鼻水には細菌やウイルスなど異物が混じっているため、耳まで達すれば中耳炎の原因になることもあります。鼻水が出るときは適度に鼻をかみ、スッキリとした状態を保ってください。鼻をかむ時は、両側の穴を同時にではなく、片方ずつ穴を押さえて、交互にかむことが大切。両側を同時に強くかむと耳の中に圧力がかかり、耳が痛くなるケースがあります。


鼻のかみ方の練習

 乳児は鼻水専用の吸引器で吸ってあげてください。
 2〜4歳ごろは口を閉じて、両鼻でフンッと前に出す練習をします。強くしないようにしてください。上手にできるようになれば、片鼻で鼻をかむようにします。




鼻のかみ方の練習


今井耳鼻咽喉科